今日ご紹介するレストランは、ジュネーブ中央駅(コルナヴァン駅)から徒歩約7分の場所にあるスイス料理のお店です。
月曜日から日曜日と休むことなく毎日営業しているので、急に外食することになった時に助かります。
さて、どんなお料理が食べられるのかご紹介していきますね♪
「Auberge de Savièse(オーベルジュ・デュ・サビエーズ)」
「Auberge de Savièse」は、スイスの家庭料理と伝統料理を食べることがでるレストランです。外装からも「スイス!」って感じがして、ちょっとワクワクさせてくれます。
オーナーは、食材にこだわりを持っていて、可能な限り地元の生産者さんから食材を調達しているんだそうです。特にラクレットとチーズフォンデュのチーズについては長年の信頼があるヴァレー州とフリブール州の農家から調達しているそうです。
また、チーズフォンデュについては1年以上研究をしてチーズの割合を考えたこだわりよう!実際にお店のメニューを見てみると、ものすごい種類のチーズフォンデュが揃っています。
また、リクエストすれば、アルコール抜きでも作ってくれるので妊婦さんやお子さんでも安心して食べることができます。
今回は、当日このお店に行くことにしたので、直前に電話して予約しました。
内装は、まさにスイスらしく木のぬくもりを感じる造りとなっていました!私達が行った日は雨にも関わらず満席!!本当に大賑わいで凄かったですよ!そのため、内装のお写真が撮れませんでしたが、HPに素敵な写真があったので、お借りしてきました!
また、レストラン内は結構大きくて、奥にも席がありました。こんなに広いのに、予約しないと入れないなんて、凄いな・・・!
何を食べれるの!?
今回は、日本から来てくれた友達家族のため、チーズフォンデュをオーダーしました♪
左は「Fondue moitié-moitié」といって、一般的なチーズフォンデュです。グリュイエールチーズとヴァシュロンチーズを50%ずつ配合しています。
スイスで「チーズフォンデュ下さい!」というと、90%はこの組み合わせになると思います。
また、奥の赤いチーズフォンデュは「Fondue à la tomate」という、トマトが入ったチーズフォンデュです。トマト味のチーズフォンデュはさっぱりしていて、絶品!これはみなさんにも是非試してみてほしいですね♪
お値段は「Fondue moitié-moitié」が一人前29フラン、「Fondue à la tomate」は一人前27フランでした。写真は2人前ずつオーダーしています。
また、チーズフォンデュにつけるバゲットはこんな感じで来ますので、小さくちぎってフォンデュにつけましょう!
初めて体験する本格スイスのチーズフォンデュに、日本からの友達家族はとっても楽しそうでした!でも、チーズフォンデュにパンしかないのがちょっと残念そうではありましたが・・・日本だとソーセージとかブロッコリーをつけますものね?こちら本場スイスではバゲットのみが一般的となっています。たまにじゃがいものところもあります。
こちらは、カプレーゼサラダです。食べたことある方が多いと思いますが、そうです。想像通りの味でした(笑)さっぱりしていておいしかったです。大きいサイズと小さいサイズがあるのですが、こちらは大きいサイズで19フランでした。
そして、こちらもスイスに来たらはずせない一品!「Assiette de viande séchée IGP du Valais」です。
スイスのヴァレー州はこういったハム類がとても有名で、その盛り合わせになります。こちらも大きさが大と小がありましたが、今回は人数が多かったので大を頼みました。25フランでした。
やっぱり、生ハム類は誰からも好評だし、見栄えもいいですよね♪私も美味しく頂きました!
次に運ばれてきたのはこちら!これは何だと思いますか?
これは、「Malakoff(マラコフ)」というスイスの郷土料理で、チーズを揚げた料理です。
この料理、実はとても深い歴史があります。1853~56年にロシアと、トルコ・イギリス・フランス・サルデーニャ連合軍との間で起きた戦争「クリミア戦争」から戻ったスイスの兵士によって持ち帰られたレシピなんですって!
レシピの生い立ちは、スイス兵士が 11 か月間包囲したマラコフ砦で、スライスしたチーズをフライパンで揚げて食べていたことから始まったそうですよ。名前もその砦から由来しているので、とても伝統的な食べ物ということがわかりますね。
私はその「Malakoff(マラコフ)」が大好きなのですが、このレストランの「Malakoff(マラコフ)」が想像以上に巨大でびっくりしました!一個が大きかったので切ってみんなでシェアしましたよ〜!一つからオーダー可能で、一つにつき7フランでした。
それから、忘れちゃいけない「Röstis」です。カリカリに焼かれたじゃがいもの「Röstis」は、絶対みんな好きなやつです!
こちらはじゃがいものみの「Röstis」で15フランでした。この他に「Royal Röstis」というメニューもあって、グリュイエールチーズ、ジャンボンハム、卵が乗っています。こっちも美味しそうだけどボリュームが凄い・・・!
それから、ワインは「Petite Arvine AOC Valais」にしました。お写真がなくて申し訳ないのですが、ヴァレー州の有名なワイナリー「Henri Badoux」のワインを飲みました。
「Henri Badoux」の販売所に行った日の記事がありますので、合わせてお読み下さいね♪↓
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実は2回目でした!
実は、このレストランに来たのは2回目でした♪2019年に初めてジュネーブ旅行した時にも来ていたのです!約3年ぶりの再来でしたが、変わらず美味しくて素敵なレストランでよかったです♪
その時に、また違ったものを食べていたので簡単にご紹介しますね。
こちらは、シンプルなサラダ「Salade verte」です。サイズは小で6.5フランでした。海外に来ると野菜を食べたくなりますが、新鮮で美味しい生野菜が食べられるのは嬉しいですよね♪
「Assiette de viande séchée IGP du Valais」のハーフサイズです。16.5フランでした。2人ならハーフサイズで十分です。
チーズフォンデュは同じく「Fondue moitié-moitié」にしました!初めて食べた本格チーズフォンデュだったので、心の底から感激したのを覚えています・・・!
そして、「Steak de boeuf (210 g) et son beurre maison」です。牛ステーキと手作りバターですが、ボリュームが凄いですよね!でも、野菜もたっぷりで柔らかくて油の少ないステーキでおいしかったです!お値段は34フランでした。
ここからが、当時ちょっとびっくりした話なのですが、食事をしながら主人と「スイスってラクレットも有名だよね?せっかくだから食べてみたいよね!」という話になりまして、ラクレットを追加したのです。すると・・・
まず可愛い布袋に入った小さなじゃがいもが運ばれてきて、すぐに・・・
!?!?!?!?!?
平たいお皿に溶けたチーズが乗ったものが運ばれてきたのです!
なんか、こういうのを想像していたから、お皿にそのままでーんと乗ったチーズにかなり衝撃を受けました。
今思えば、スイスのレストランでラクレットをオーダーするとあんな感じで提供されるか、一人用の小さなフライパンで提供されるかで写真のようなものってまず見ないんですよね。
あの形を見れるのはお祭りかスイス人の家行った時くらいです。
でも、味は抜群に美味しかったので、ラクレットも是非食べてくださいね!
まとめ
今日ご紹介したレストラン「Auberge de Savièse」は、毎日営業しているので、急にチーズフォンデュやスイス料理を食べに行くことになった時に選択肢の一つとして知っておくといいと思います♪内装も可愛いし、接客もいいので、オススメですよ♪
また、以前行ったジュネーブ内でチーズフォンデュやスイス料理が食べられるお店の記事も他にありますので、合わせてお読み下さいね♪↓
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「Auberge de Savièse」の場所はこちら
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