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🇯🇵これぞ日本が誇る庭園!「兼六園」で紅葉を見てきたよ!

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季節はもう12月・・・クリスマスも過ぎ、新しい年を迎える時期ですが11月の紅葉の時期に「兼六園」に行ったのでご紹介したいと思います♪

「日本の紅葉ってこれだよね〜!」とか、「来年行ってみようかな!」などご参考になれば幸いです。

兼六園

言わずと知れた日本三名園・廻遊式の庭園の一つ「兼六園」は、石川県金沢市にあります。

ここ数年、金沢に来る機会は多かったものの、いつも時間がなくて寄れてなかったので、今回は念願の「兼六園」でした。

「兼六園」に入るには、入場料が必要です。大人は320円、子供は100円です。とても、良心的な価格ですよね!

入り口を入ってすぐ目の前に大きな池がありました。

この池には、色とりどりの紅葉が映り、とても綺麗でした。入ってそうそう写真を撮る手が止まりません!!

さて、廻遊式の庭園ということですが、庭園内は非常に広く特にルートも決まっていません。なので、気の赴くままに歩いてみることにしました。

時雨亭

すると、まず最初に目に入ったのは「時雨亭」です。

「時雨亭」は、5代藩主綱紀が兼六園を作庭した頃からあった建物で、廃藩の後、惜しくも撤去されてしまったそうです。それを、平成12年に復元し、抹茶・煎茶などが楽しめる喫茶になっていました。

ちゃんとお品書きもありましたよ!

和菓子付きの煎茶は300円、生菓子付きの抹茶は730円と一休みするのにちょうどいいお値段設定でした。

「時雨亭」を後に、歩いていたら透明な水が流れる川に目が止まりました。

ピカピカに磨き上げられていて、汚れは全くありません。本当に綺麗だなぁと思いながら見ていたら・・・

お手入れをしている方たちがたくさんいました。

こうやって丁寧にお掃除・お手入れをしてくれているから美しい川が保たれているのですね。本当に感謝です。

「松の傷」

またしばらく歩くと看板を発見しました。この看板があるところが見どころなので、お庭散策を楽しみやすくていいですね。

「松の傷」と書かれた看板の横には、まるでハート型にくり抜かれたような松がありました。

説明を読んでみると、「この松の傷は太平洋戦争が終わった年、1945年6月頃、政府の指示で軍用航空機の燃料にするために松脂を採取したあとである」とありました。

歴史と共にここにいる松なんですね。そんな過去を持っているなんて、長生きする松だからこそ成せることですよね。

重要文化財「成巽閣」

次に向かったのは「成巽閣(せいそんかく)」です。「成巽閣」は江戸後期に加賀百万石前田家を代表する建造物で、京都の二条城と共に日本の江戸時代の建築様式を伝える希少な事例を見ることができるそうです。

だた、ここはまた別途入園料が必要で大人700円、中高生300円、小学生200円とちょっとお高めだったのでやめておきました・・・ご興味がある方は是非入ってみて下さいね!

また気になる道を進んでいきます。すると美しい紅葉が目に入りました。赤からオレンジ、黄色に緑のグラデーションがとても美しいです・・・!

また、下には落ちた葉っぱがまるで絨毯のように敷き詰められ本当に綺麗でした。

紅葉ってなんて美しいのでしょうね・・・ずっと見ていられる美しさでした。

芭蕉の句碑

こんなに美しい庭園、かの俳人「松尾芭蕉」が来ないわけがありません。

もちろん松尾芭蕉の俳句が残っていましたよ!

「あかあかと 日は難面も 秋の風」

どうやら、秋に入りかけの夏の時期に兼六園を訪れたらしく、「夏の日差しが、あかあかとまぶしいけど、吹いている風は秋を感じさせる」という意味合いがあるそうです。

情景が目に浮かんでくるようですね。

そして、ここでもまた懸命に苔おお手入れをする人達を発見しました。こんなに細かい作業、凄いとしかいいようがありません・・・

本当に、プロフェッショナルですよね!苔と雑草の区別ができないとこの仕事はできませんよ・・・。

たくさんの方たちに支えられて美しい兼六園があるんだと再認識させられました。

日本武尊の像

また、しばらく歩くとみんなが写真を撮っていたので何かと思ったら「日本武尊の像」がありました。銅像の高さ5.5m+大石の高さが6.5m???

と思いながら見たら、とても大きいではありませんか!

こちらは1877年に西南の役で戦死した郷土出身の将兵を祀った記念碑なんだそうです。記念碑は当時の出来事や、今の私達の生活を作った方々を知ることができるので、非常に重要ですよね。

さて、日も暮れてきましたが見どころはまだまだ続きます。

根上松

「根上松」は、兼六園の大きな見どころの一つです。

大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がった佇まいで、とても迫力があります。この松は、13代藩主・斉泰(なりやす)が土を盛り上げて若松を植え、根を深く土で覆い、成長後に土をのぞいて根をあらわにしたものだと伝えられているそうです。

では、ご覧下さい!

なんて大きな松の木でしょう!でも、遠くからだとせり上がった根が分かりずらいですよね!?では、アップにしてみますね!

こちらです!お分かりになりましたでしょうか?とても不思議じゃないですか?

太いものから細いものまで根がせり上がり一つになっています。

下からのアングルもとても迫力があって圧巻でした!これは、兼六園に来たら絶対に見ないと!

見どころどんどん紹介

兼六園は見どころが本当に多いので、ここからは簡単に気になったものをご紹介していきますね♪

七福神山

「七福神山」は、12代藩主・斉広(なりなが)が造営した竹沢御殿に附帯していた庭園の一部で、「福寿山」とも呼ばれています。特に注目すべきは、七福神になぞらえた七つの石を自然にそのまま配置しているところです!

発見できたとき、なんだか嬉しかったです(笑)

唐崎松

「唐崎松」は、13代藩主・斉泰(なりやす)が近江八景の一つ、琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松だそうです。兼六園の中で最も枝ぶりの見事な木だと説明してありました。雪の重みによる枝折れを防ぐため、冬にほどこされる雪吊りは兼六園ならではの風物詩らしく、冬に訪れて見たくなりました。

眺望台

「眺望台」は、六勝の一つ「眺望」を楽しむことができる場所です。白山山系の一部を見ることができますよ!

HPの景色

さて、今度はたくさんの人だかりができている場所に着きました。なんでかな?と思ったら、この景色は兼六園の公式HPやパンフレットの表紙に使われている場所だったのです。みんな綺麗な写真を撮ろうと一生懸命でしたよ!

ただ、この時間は逆光でうまく撮れず・・・撮影するなら午前中がいいかもしれませんね!

噴水

最後に、なんだかジュネーブの大噴水を彷彿とさせる噴水が目に入ったので見てきました。

こちらの噴水は、なんと!!日本最古の噴水なですって!

霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧であがっているそうです。水の高さは約3.5mで、霞ヶ池の水位の変化によって変わります。

天然の噴水だなんて凄いですね。

終わり

こんな感じで、兼六園を楽しくお散歩できました。

本当はまだまだ見どころがたくさんあったのですが、全部ご紹介するとブログがいつまでも終わらないのでこれくらいにしておきました(笑)

他の見どころは、是非実際に足を運んで見に行って来て下さいね!

本当に素敵な庭園でした。

「兼六園」の場所

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