Gornergrat(ゴルナーグラート)登山鉄道に乗って、Matterhorn(マッターホルン)を見たあとは、Peak Passを活用して、たくさんの乗り物に乗りました。後半の記事では、その数々の乗り物のご紹介と、最後に乗った乗り物のまとめを書きましたので、最後までお付き合いくださいね。
前半はこちらから読めますので、是非お読みになられてから後半を読んで下さいね♪↓
🇨🇭コロナ禍にMatterhorn(マッターホルン)を見に行く旅・前半〜Zermatt(ツェルマット)・Gornergrat(ゴルナーグラート)〜
【スイス日帰り旅行・後半のスケジュールです】(黒字部分を書いています。)
5:29〜 Genève(ジュネーブ)発、Brig(ブリーク)行きの電車でVisp(ウィスプ)へ向かう。
8:08〜 Visp(ウィスプ)で下車、Zermatt(ツェルマット)行きの電車に乗り換える
9:15〜 Zermatt(ツェルマット)到着(標高1605m)
9:20〜 Zermatt GGBでGornergrat(ゴルナーグラート)行きの登山列車の乗車券を購入する
9:36〜 Gornergrat(ゴルナーグラート)行きの登山列車に乗る
10:08〜 Gornergrat(ゴルナーグラート)到着(標高3090m)
10:15〜 3100 クルムホテル ゴルナーグラートの裏手にある展望エリアで景色を見る(標高3093m)
11:00〜 3100 クルムホテル ゴルナーグラート内のショップでお買い物
11:20〜 3100 クルムホテル ゴルナーグラート内のレストランでランチ
12:10〜 ゴルナーグラート登山列車に乗って、次の目的地Riffelberg(リッフェルベルク)へ向かう
12:30〜 Riffelberg(リッフェルベルク)到着(標高2582m)
12:35〜 Riffelberg-Express(リッフェルベルクーエクスプレス)のロープウェイに乗って、Furi(フーリ)で乗り換えてSchwarzsee(シュヴァルツゼー)へ向かう(標高2583m)
12:47〜 Schwarzsee(シュヴァルツゼー)で一旦降りてから、Furgg(フルック)を経由してTrockener Steg(トロッケナー・シュテーク)で降りる(標高2939m)
13:15〜 Trockener Steg(トロッケナー・シュテーク)で乗り換えてMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)行きのロープウェイに乗る
13:25〜 Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)到着(標高3817m)
13:30〜 ヨーロッパ最高地点にある展望台、Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)で景色を見る(標高3883m)
13:50〜 「Glacier Palace」を散策
14:10〜 Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)からロープウェイを乗り継いでZermatt(ツェルマット)に戻る
15:00〜 Zermatt(ツェルマット)到着(標高1605m)&Sunnegga(スネガ)までのケーブルカーに乗り場まで歩いて向かう
15:20〜 Zermatt(ツェルマット)からSunnegga(スネガ)までのケーブルカーに乗る(標高2288m)
15:25〜 Sunnegga(スネガ)からBlauherd(ブラウヘルト)までのロープウェイに乗る(標高2571m)
15:35〜 Blauherd(ブラウヘルト)からRothorn(ロートホルン)までのロープウェイに乗る
15:45〜 Rothorn(ロートホルン)到着(標高3104m)
15:50〜 Rothorn(ロートホルン)からBlauherd(ブラウヘルト)までのロープウェイに乗る(標高2571m)
16:00〜 Blauherd(ブラウヘルト)からSunnegga(スネガ)までのロープウェイに乗る(標高2288m)
16:10〜 Sunnegga(スネガ)からZermatt(ツェルマット)までのケーブルカーに乗る
16:20〜 Zermatt(ツェルマット)到着&街散策(標高1605m)
16:30〜 Zermatt(ツェルマット)のマクドナルドで休憩
17:13〜 Visp(ウィスプ)行きの電車に乗る
18:35〜 Genève(ジュネーブ)行きの電車に乗り換える
20:50〜 Genève(ジュネーブ)到着
Gornergrat(ゴルナーグラート)からRiffelberg(リッフェルベルク)へ向かいます。
電車から見れる途中の景色が最高です。
約17分で、Riffelberg(リッフェルベルク)に到着しました。
電車を降りても、一面雪です。
ここでも、降りる時に乗車券をタッチして改札みたいなところを出ます。
改札の外にでたら、写真に見えるロープウェイ乗り場まで行きます。奥にはマッターホルンが見えますね。
Riffelberg-Express(リッフェルベルクーエクスプレス)という乗り物です。まずは、Riffelberg(リッフェルベルク)からFuri(フーリ)まで下ります。
この時期はスキーヤーが乗るのですが、私達のような観光客も使えます。空いていたので貸し切りで乗れました。
ロープウェイからの景色も絶景です!
Furi(フーリ)に到着したら、別のロープウェイに乗り換えます。Furi(フーリ)は標高1867mです。
Furi(フーリ)は、少し広いので迷いがちですが、看板が出ているので看板の通りに進むといいと思います。目的地は Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)なので、この方向へ。
Furi(フーリ)から、Schwarzsee(シュヴァルツゼー)へ向かいます。
もの凄い高速でロープウェイが進んでいました(笑)
今回も人が少なかったので貸し切りで乗れました。
Schwarzsee(シュヴァルツゼー)は標高2583mです。Schwarzsee(シュヴァルツゼー)で一回降りましたが、また同じロープウェイに乗ります。
またもや雪一色!
標高2583mのSchwarzsee(シュヴァルツゼー)から標高2432mのFurgg(フルック)に着きました。Furgg(フルック)では降りずに、そのまま乗り続けます。
そして、Trockener Steg(トロッケナー・シュテーク)で降ります。Trockener Steg(トロッケナー・シュテーク)は標高2939mです。
Trockener Steg(トロッケナー・シュテーク)で降りたら、人の流れの通りに歩いていきます。
少し歩くと、このようにMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)と看板がでているので、その通りに進みます。
乗り場に着きました!
ついに、Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)行きのロープウェイに乗れます!
このロープウェイは30人くらい乗れる大きいものだったのですが、あまり人がいなかったので貸し切りで乗れてしまいました!ラッキーです!
だいぶ登ってきました!
もう目の前にMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)が見えています!
到着しました!Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)は、標高3817mです。ここまで、ロープウェイを何回も乗り継いできました(笑)長かった・・・
この辺は時計のHUBLOT(ウブロ)がスポンサーのようで、あちこちにカッコいい壁掛け時計がありました。
中に入るとトンネルのような通路があります。
まずは、展望台に直行しました。Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)にある展望台は、ヨーロッパ最高地点にある展望台です。
さぁ、どんな景色が見れるでしょうか!
ご覧下さい!凄い眺めです!この展望台はヨーロッパ最高地点というだけあって、標高3883mの高さにあります。ここの展望台は、フランスのシャモニーモンブランのAiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)よりも41m高く、スイスのJungfraujoch(ユングフラウヨッホ)のスフィンクス展望台よりも311m高い場所にあるそうです。
眺めが本当に素晴らしかったのですが、この時の気温が−20度でして・・・この階段を登って、写真を2、3枚取るのが限界でした。なのに絶景スポットに5人組くらいの元気な男性がいて、盛り上がって全然どいてくれません。。。こっちは、立っているだけで寒くて凍りそうだっていうのに・・・やっとのことで、絶景スポットが空いたので、素早く写真を撮って、すぐさま退散しました(笑)主人は、そんな中、更に10分くらい、写真を撮ったり、景色を堪能していたりしていました。−20度ですよ!?凄すぎる・・・私は、写真にある建物のエレベーター乗り場の前で暖をとって待っていました。(と言っても暖房があるわけではなく、ただ寒い室内って感じでしたが、外よりはまし)
標高3883mなので高山病とか心配だったのですが、もうそれどころじゃありませんでした!とにかく寒くて高山病のことなんて1ミリも頭の中に思い浮かばないくらいでしたからね・・・
洞窟みたいな廊下には、一見暖かそうな椅子がおいてありましたが、こんなところに座っても寒いだけだから、椅子を横目に素通りしました。(笑)そして、寒い中、更に寒い場所へ向かいました・・・
「Glacier Palace」という氷河の洞窟です。ここは、8フランの入場料がかかりますが、Peak Passを持っていると無料で入ることができます。
可愛い羊さんが待ち構えていました!エレベーターを降りて洞窟に向かいます。
あぁ、奥が凍っている・・・寒そう・・・
自然の氷柱を見ることもできます。
氷の中をどんどん進みます。
このような氷で作った作品もたくさんありました。
マッターホルンの景色も氷で作られていました。
こんなことろにバーカウンターみたいなのもありましたが、こんな寒いところで飲む気なんておきないですよね(笑)
一応、休憩できるように椅子もありますが、こんな寒いところで休憩していたら凍ってしまいそうです・・・
記念撮影のスポットもありました。
もうこの辺から寒さと標高の高さのせいで、息が上がってきました。つ・・・辛い・・・
氷の洞窟は綺麗だったのですが、寒すぎて辛かったです(笑)
洞窟を出たら、体調もだいぶ回復しました。外にでると、たくさんのスキーヤーがいます。みんな凄いなぁ。
ちなみに、この展望台にはレストランとお土産さんもありますが、この時、レストランに行ける回転ドアに長蛇の列ができていたので、レストランに行くのはやめました。
それと、「CINEMA LOUNGE」という場所があるのですが、マッターホルンの景色の映像を流していました。
さて、ヨーロッパ最高地点にある展望台のMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)からの素晴らしい景色も見れたということで、またロープウェイを乗り継いで戻っていきます。
Trockener Steg(トロッケナー・シュテーク)に戻ってきました。
今度はここから来た経路と同じく、Schwarzsee(シュヴァルツゼー)、Furi(フーリ)を通ってZermatt(ツェルマット)まで行きます。
下りの景色も素晴らしいですね!
Schwarzsee(シュヴァルツゼー)に着きましたが、降りずに、そのまま乗ってZermatt(ツェルマット)まで行きます。
標高2939mのTrockener Steg(トロッケナー・シュテーク)から標高1605mのZermatt(ツェルマット)まで一気に降りていきました。
奥に、街並みが見えてきました。
素晴らしい景色を見ていたらあっと言う間に、Zermatt(ツェルマット)に到着しました。
今度はZermatt(ツェルマット)の駅からSunnegga(スネガ)行きのケーブルカー乗り場に歩いて向かいます。
こちらのルートです。↓
ホテルがとても可愛くて、いつか泊まってみたいなぁと思いました。
川沿いに歩いて行くと橋があるのですが、そこからの景色が素晴らしいものでした。
ちなみに、このチョコレートのモチーフとなったのは、まさにこのマッターホルンです!この写真を撮るために買っていったのですが、無事活躍できてよかった!
橋の反対側の景色も素敵でしたよ!しかし、この時の気温は−10度。。。山から下ってきても寒すぎました・・・
Zermatt(ツェルマット)のロープウェイ駅から歩くこと約20分で、ケーブルカー乗り場に到着しました。時刻は15時20分です。まだまだ乗り物に乗ります!
今度は、Rothorn(ロートホルン)へ向かいますが、Rothorn(ロートホルン)へ行くまでに、また何回か乗り継ぎをします。まずは、このケーブルカーに乗ります。
乗り場が急角度でした。また、椅子ありと椅子なしのボックス席が交互に配置されていました。スキー板などが乗るように椅子なしのボックスも用意されているんだと思います。
このケーブルカーは、高低差683mと急勾配のトンネルを進むのですが、標高1605mのZermatt(ツェルマット)から標高2288mのSunnegga(スネガ)までたった3分で行くことができます。富士山で例えると2合目から5合目まで3分で行くようなものだそうです。
Sunnegga(スネガ)に着いたら、今度はロープウェイに乗り換えます。
面白いことに、ボックスのロープウェイとスキーヤー専用リフトが交互にきました。
このロープウェイはスキーヤーが楽しんでる姿を見ながら進むことができます。みんな上手です!
次は、Blauherd(ブラウヘルト)に到着しました。ここでもう一度乗り換えをして最終目的地のRothorn(ロートホルン)へ行きます。
Blauherd(ブラウヘルト)からの景色が幻想的でした。
ここでの乗り継ぎには時間が上手くいかず30分以上待つこともあるそうですが、私達は運良く、すぐに次のロープウェイに乗れました。
Blauherd(ブラウヘルト)からRothorn(ロートホルン)までのロープウェイは一度にたくさん乗れるタイプでした。
ロープウェイに乗ること数分でRothorn(ロートホルン)へ到着しました。標高3104mです。
みなさん、次々にスキーで降りていきます!楽しそう〜。
もう日も落ち始めました。夕日とマッターホルンの組み合わせが美しいですね。こんな素晴らしい景色を見ていたら、係の人に声をかけられました。「もう次のロープウェイが最終便だから急いで乗って!」と・・・えー!!!危なかった!!Rothorn(ロートホルン)での滞在時間はわずかですぐに戻りました。
美しくも、激寒のRothorn(ロートホルン)を後に、戻っていきます。
また、Blauherd(ブラウヘルト)からロープウェイに乗ってSunnegga(スネガ)へ戻りました。
またスキーヤーを見ながら降りていきます。Sunnegga(スネガ)から、またケーブルカーに乗り、Zermatt(ツェルマット)に戻ります。
最終便が近かったのか、たくさんの人が乗っていました。
Zermatt(ツェルマット)の駅に到着しました。
1日中、たくさんのロープウェイや電車に乗ったので最後にZermatt(ツェルマット)の街を散策しました。
この通りには、両側にネズミ返しのある古い穀物倉庫が並んでいます。
古い街並みを見たら、目抜き通りに来ました。馬車が何台もあって、まるでおとぎ話のようでした。
街にはたくさんのスキーヤーがいます。
HUBLOTのような高級店も街に馴染んだ建物になっていました。
ちょっとお腹も減ったので、マクドナルドへ行きました。マクドナルドもオシャレですね。
ハンバーガ−2つとポテト、飲み物一つで22.8フラン(約2,700円)でした。他のファーストフードよりは安いのかな?
ハンバーガ−を食べて外にでると、各店舗のイルミネーションが点灯して綺麗でした。
さぁ、帰ります。電車の駅に戻ってきました。
また、約4時間かけて自宅まで戻りました。
日帰りでも十分マッターホルンを見に行くことはできたし、とても充実した1日でした。でも1泊くらいしたほうが時間的にも余裕があっていいのかもしれませんね。
最後になりますが、今回乗った電車代、ロープウェイ代でどれくらいお得になったか書きたいと思います。
★Half Fare Travelcard・・・95フラン(約11,400円)
・Genève(ジュネーブ)⇔Visp(ウィスプ)⇔Zermatt(ツェルマット)往復・・・75フラン(約9,000円)
・Zermatt(ツェルマット)ーGornergrat(ゴルナーグラート)片道・・・20フラン(約2,400円)
★Peak Pass・・・117フラン(約14,000円)
【登山列車】Gornergrat(ゴルナーグラート)ーRiffelberg(リッフェルベルク)
【ロープウェイ行き】Riffelberg-Express(リッフェルベルクーエクスプレス)ーFuri(フーリ)ーSchwarzsee(シュヴァルツゼー)ーFurgg(フルック)ーTrockener Steg(トロッケナー・シュテーク)ーMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)
【ロープウェイ戻り】Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)ーTrockener Steg(トロッケナー・シュテーク)ーFurgg(フルック)ーSchwarzsee(シュヴァルツゼー)ーFuri(フーリ)ーZermatt(ツェルマット)
【ケーブルカー往復】Zermatt(ツェルマット)⇔Sunnegga(スネガ)
【ロープウェイ往復】Sunnegga(スネガ)⇔Blauherd(ブラウヘルト)⇔Rothorn(ロートホルン)
乗り継ぎを入れると、全部で23回も様々な乗り物に乗ったことになります。全て合わせて一人212フラン(約25,000円)でした。
もし、Peak Passを購入せずに全て単品でロープウェイ代を買っていたら、Zermatt(ツェルマット)からGornergrat(ゴルナーグラート)の往復が80フラン、Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)の往復だけで100フラン、Sunnegga(スネガ)からRothorn(ロートホルン)までの往復が78フランだったので、合計258フラン(約30,200円)もしたことになります。と思っていたのですが、Half Fare Travelcardを持っている人はすべて半額で乗れることになりますので、258フランの半額129フランで乗ったことになります。
私達は、Peak Passが117フラン(約14,000円)と朝一番、Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)がクローズしていたことからPeak Passを最初に購入しなかったので20フラン余計に払ったので、137フランで1日過ごしたことになるのですが、そうなるとお得感がなかったですね・・・(泣)
このようにスイスの山にはたくさんの乗り物があるので、行かれる際は事前にパスチケットなどないか調べてから行くと、お得に楽しめるますよ!
今回は、以前ブログにまとめたHalf Fare TravelcardとPeak Passを活用した旅行でした。最後までお読み頂きありがとうございました。
Half Fare Travelcardについてはこちらに詳しく書いていますので、是非お読み下さいね♪↓
最後までお読み頂きありがとうございました。寒そう!でも綺麗!!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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