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🇨🇭世界遺産Lavaux地区のワインイベント「Les vignobles Epesses et Calamin 2025」に行って12杯も試飲してきた話 in Lavaux

スイスでは春になると、各ワイナリーが新作の試飲イベントのオープンセラーをします。

各地域で行われているので、毎週忙しいのですが(笑)今年は、まず世界遺産Lavaux地区のオープンセラーイベントに行ってきました!

Lavaux地区というだけでワクワクしますが、更にいつもはお目にかかれないワインを好きなだけ試飲できるということで、ワイン好きにはたまらないイベントでしたよ♪

どんなイベントで、どんなワインが飲めたのか?ご紹介したいと思います。

「Les vignobles Epesses et Calamin 2025」

ジュネーブを出発!

ジュネーブからは、まずローザンヌまで行き、乗り換えてCully行きに乗りました。

ローザンヌからの景色は、ご覧の通り葡萄畑です!

息子は、以前電車の窓から牛を見つけたことがあったので、この日も「モーモー」探しをしていましたが、残念ながら葡萄畑で埋め尽くされていて、モーモーはいませんでした(笑)

「Cully」駅からはミニバスで移動

ジュネーブからは1時間ちょっとで「Cully」駅に到着です。

駅を出るとイベントをお知らせする看板があちこちにでていました。

しかし、看板がシンプルすぎて気づきにくいですね(笑)

駅からは、無料のシャトルバスが出ているとのことだったので、小さなバスに乗りました。

Lavaux地区の葡萄畑をどんどん進んでいくのですが、とても狭い道なので乗っていて迫力満点でしたよ!

バスの窓からの景色は本当に素敵で、目が離せませんでした!

イベント会場に到着

10分くらい乗って、本日のイベント会場に到着です!

私達が乗っていたバスがまた駅に戻っていきました。葡萄畑を駆け抜ける白いバスがとても可愛らしく見えましたよ♪

そして、レマン湖と葡萄畑がとても美しい景色を見ることが出来ました。

イベント地域と参加料金について

今回のイベントは、Lavaux地区の中の「Epesses」という地域です。小さな地域ですが、ワイナリーが密集しています。

今回は22のワイナリーがイベントに参加しているので、最大で22箇所のワインを飲み比べることができてしまうのです!(そんなに飲めないけど笑)

まずは、テントで参加料を支払います。

参加費用はいろんなパターンがあるのですが、一番スタンダードなのが、ワイン試飲チケット30フランです。

これを買うと、試飲用のワイングラスと首からかけることができるグラスホルダーがついてきて、手に緑色のリストバンドをはめます。

他には、ワイン試飲チケットとエコバック、食事、ワインのボトル詰め体験チケット、お水、ソーセージとチーズがセットになって90フランというプランもありました。

私は、一番スタンダードなワイン試飲チケット30フランを購入しました。

グラスをゲットしたら、あとは好きなワイナリーを周れるだけまわって、試飲を楽しむのみです!

さぁ行くぞ!というところで、なんと息子がお昼寝を始めました。奇跡・・・!

ということで、気合を入れてまず1件目へ向かいます!!

①Gaillard & Fils

最初に入ったのは、受付の目の前にあったワイナリー「Gaillard & Fils SA」です。最初のワイナリーということもあって、とても混雑していました。

人混みにはいり、順番を待っていたら・・・と思っていましたが、みんな酔っているのでガンガン抜かされます(泣)なので、隙間が開いた瞬間!

目を合わせて最初の1杯目を無事ゲットしました!

こちらは、「Le bouquet」というワインでかなりフルーティーで美味しかったです!後味がはちみつっぽいのも特徴的でした。

最初の1杯目だからなのか、めちゃくちゃ美味しく感じましたよ!?いや、このワインが美味しいのか・・・!?

②HEGG & Fils

2件目は「HEGG & Fils」という家族経営のワイナリーです。こちらのワイナリーの土地はなんと4.7 ヘクタールという小さな敷地で、葡萄の収穫から瓶詰めまで全て手作業で行っているそうです。

ワインを注いでくれたお兄さんもお姉さんもとてもいい感じの方でした。

2杯目は、ラヴォー地区と言ったらやっぱりこれ!な「Dézaley」を頂きましたよ♪

「Dézaley」はこの地域の特定の畑でしか取れない希少な品種ですからね。今回のイベントの参加の最大の目的は「Dézaley」を飲むことと言っても過言ではないくらい、「Dézaley」を楽しみにしていました。

こちらのワイナリーの「Dézaley」は、かなりすっきりしていて、後味は強いはちみつを感じましたよ。これぞ「Dézaley」!

2杯飲んだところで、次のワイナリーへ向かいます。

③Alexandre Duboux

3件目は「Alexandre Duboux」です。こちらは、外にテーブルが置かれていて、もはや試飲じゃなくてボトルを買って飲んでいる人が多数いました(笑)

私は、ここでも「Dézaley」をもらいましたよ!

ちょっと苦みを感じましたが、これまた美味しくいただきました。

④Porchet Stéphane

4件目は「Porchet Stéphane」です。歴史を感じる建物の中でワインが提供されていました。

ワインラベルがとても特徴的ですよね!

ここでもまた「Dézaley」をもらいました。もはや「Dézaley」が合言葉になりつつあります・・・(笑)

⑤Domaine de la Tour de Marsens

5件目は、湖が見下ろせる素敵な場所にあるワイナリーの「Domaine de la Tour de Marsens」です。

ここは、家族経営ではなく統合生産方式(葡萄の栽培、収穫、瓶詰めなどなどを各プロフェッショナルがおこなる)をとっている合理的なワイナリーだそうです。

私はここで、「EPESSES」をもらいました。実はちょっと「Dézaley」に飽きてきて・・・なんなら、「Dézaley」ってあんまり好きじゃないのかも?とさえ思えてきちゃったのです・・・(あれだけ「Dézaley」「Dézaley」言ってたのに・・・)

初めて飲んだ「EPESSES」は、ちょっと違った角度で美味しかったです。が、すでに酔っ払い初めて味を覚えていません(笑)

ワイナリーからは葡萄畑を見下ろすことができて、とても素敵な景色でした!

⑥Fonjallaz Xavier

6箇所目は「Fonjallaz Xavier」というワイナリーです。

ラベルがかっこいいワインで、とても目を惹きました。ここでは、珍しくロゼがあったので、直前までロゼをもらおうと思っていたのですが、やっぱり「Dézaley」に戻りたくなって、「Dezaley」を頂きました(笑)

結局「Dézaley」ですね・・・(笑)

とここで、残念なことに雨が降ってきてしまいました。

主人とベビーカーに乗せた息子は、そのままテントで雨宿りしてもらって、私は近くの違うワイナリーへちょこっと試飲へ行くことにしました。

⑦La Roche aux fées – Hammel

すぐ近くにあったワイナリーが「La Roche aux fées – Hammel」でした。とても優しそうなムッシュが注いでくれましたよ!

ここでは、おすすめの白ワインをいただきました!それと、おつまみにチーズとパンも用意されていたので、もらいましたよ!

7杯目にして食べるチーズはとても美味しかったです!

さて、次はどうしようか・・・まだ雨はやみません。

ちょうど雨宿りしていたテントの正面でワインの瓶詰めをしている人たちがいたので見学してきました。

中央の機械からワインがでてくるので瓶に詰めるという作業みたいですが、ちょっとシュールですよね(笑)

そういえば、以前ラヴォー地区の他のワイナリーで瓶詰めしたのですがもっと古典的でした!今回の瓶詰めはちょっと現代風でなんか・・・ですね・・・

ワイナリーイベント記事も是非合わせてお読みくださいね。↓

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⑧Blaise Duboux

雨が止み始めたので、また一人で近くのワイナリーに行ってみました。ここでは、「Epesses」をもらいました!というか、「Epesses」しか提供していませんでした。

とても素敵なワイナリーで、レマン湖が見渡せるお城のような場所でした。中庭の中央でワインを振る舞っていましたよ!

こちらが、ワイナリーからの景色です。

葡萄畑とレマン湖のコラボレーション、最高の景色ですよね!

⑨Rouge Philippe et Fatima

雨が完全にあがったので、また主人と息子と出発です!(息子はまだ寝てくれていました!くぅ〜、いい子!)

白が続いていたので、ここではピノ・ノワールを頂きました。

久々の赤でとても美味しかったです!ピノ・ノワールって飲みやすいですよね。

⑩Domaine Blondel

次に来たのはワインの樽をテーブルにして、試飲ワインを注いでくれていたワイナリー「Domaine Blondel」です。

結構いい気分になって、怖いもの知らずになってきた私は、周りの方に混ざってついでにグラスを差し出していました。

すると、ちょうど私の前でワインがなくなってしまい、なんとワインをもらえなかったのです(泣)

それを見たマダム2人組と、ムッシュは大笑いしながら「大丈夫よ!すぐにこのおじさんが新しいボトルをもってきてくれるから!」と声を掛けてくれ、そこから10分くらい謎に盛り上がりました!途中から、言いたいことが言えなくなってきたのでGoogle翻訳をたちあげての会話です!

それでも結構盛り上がったので、お酒とグーグル翻訳に大いに感謝しました(笑)

そういえば、ここでも「Dézaley」を飲みました(笑)

10杯目を飲んだところで、結構満足したのでそろそろ帰ることにしました。途中大きなフリースペースの前を通り、

ジャズバンドの演奏も聴きました!演奏があるとお祭りぽくなって楽しいですよね♪

11、Domaine Badoux Parisod

と、帰ろうと思いましたが、近くにワイナリーが目に入ったのでやっぱり頂くことにしました。

ここでは、「おすすめのワインをお願いします!」と言ったら、「全部おすすめよ!」と返されてしまいました(笑)そりゃそうだ・・・!

なので、ピノ・ノワール、ガメイ、ガラノワールの入った赤ワインを頂きました!これが飲みやすくて美味しかったです。

12、Domaine Louis Fonjallaz

更に、最後の最後でもう一箇所行きました。

とてもボトルがかっこいい「Domaine Louis Fonjallaz」です。こちらのワイナリー Fonjallaz家は、同じラヴォー地区に同族で4箇所くらい別のブランドがあります。

その中でも、「Domaine Louis Fonjallaz」のワインはオシャレでとても目を惹きました。

私が本日の最後にいただいたのはメルローです。とても軽くて美味しかったです。

あれ・・・ラヴォー地区は、白ワインが有名なはずなのですが、赤のほうが美味しく感じちゃってる・・・?

帰り

ということで、合計12個所を周って楽しいイベントとなりました。

ワイナリーが密集しているエリアを抜けると、また世界遺産の葡萄畑が広がり、とても開放感がありました。

帰りは、駅まで歩いて行きました。

帰り道もとても美しくて歩いていて楽しかったです。

が・・・駅までの斜面はところどころ階段があったので、ベビーカーを担ぎながら降りるのはちょっと大変でした(笑)

行きは「Cully」で降りましたが、帰りは「Epesses」です。駅舎が小さくて可愛いですよね♪

まとめ

ということで、今年最初のワイン開き(笑)でした!

最初がラヴォー地区だなんて、私的に最高でしたし、思う存分楽しめたので胸いっぱいになりました!

このイベントに参加して、自分の好みを知れたり、気になる生産者さんを見つけることができたので、今度はオンライン取り寄せもしてみたいなと思いました。

さて!来週はまた違うワイナリーへ行きますよ♪また記事にしますのでお楽しみに!

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