ディジョン フランス 旅行

🇫🇷フクロウとマスタードの街Dijon(ディジョン)市内をお散歩(一般的には美食とワインの街と呼ばれてるみたい)

2021年8月14日

さて、前回はジュネーブからDijon(ディジョン)まで激安バス9.99ユーロで来たわけですが、今日はディジョンの町並みお散歩をご紹介したいと思います。

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ところで、Dijon(ディジョン)ってどんな街だと思いますか?お料理が好きな方だとぱっと思い浮かぶのはマスタードだと思います。

Dijon(ディジョン)は、フランス中東部に位置する都市で、ブルゴーニュ地域の首府です。また、ブルゴーニュの葡萄畑は世界遺産にも指定されています。

そんなDijon(ディジョン)ですが、まずは街を散策することから始めました!

Dijon(ディジョン)には観光客が楽しめる仕掛けがいっぱいあります。

まずはこちらをご覧下さい。この写真に何かが写っているのですが、何だかわかりますか?

正解はこちらです!面白いことに、番号のついたフクロウのパネルが街中に埋め込まれているのです!そして、このパネルが示す場所は街の有名な観光スポットになります。ということで、1番からご紹介していきますね♪

まずは1番です!ここは「Jardin Darcy(ダルシー庭園)」という公園です。

公園の中には、フランス人彫刻家・動物愛好家のFrançois Pompon (フランソワ・ポンポン)の作品である白くまさんがいます。ポンポンはブルゴーニュ地方のSaulieuという街で生まれ、このDijon(ディジョン)の美術学校へ通っていました。なので、彼の作品が街のシンボルの一つになっています。ただ、この公園にあるしろくまさんはレプリカです。本物はパリのオルセー美術館にあるそうです!見に行きたい!

公園を出たら道路を挟んですぐ2番を発見しました!こちらはGrand Hotel La Cloche Dijon MGallery Collection(グランド・ホテル・ラ・クロシュ・ディジョン)です。貴族などを迎えるために1884年に建築された歴史的建造物だそうです。立派ですねぇ〜!ちなみに、私達はこのホテルの横のホテルに宿泊しました(笑)

そして、すぐに3番を発見!

こちらは、「Porte Guillaume(ポルト・ギヨーム)」という門です。パリにある凱旋門みたいですよね♪

この後もどんどんふくろうさんを探すわけですが、どうやって見つけるかといいますと、実は道路にこのような小さな矢印ふくろうさんがいるのです!

道に迷ったら、とりあえずこのふくろうさんを探して矢印の方向に進んでいくと次のスポットに着くという仕組みになっていました♪

ということで、「Porte Guillaume(ポルト・ギヨーム)」からちょっと離れたところに4番を発見!

4番は「La Poste Dijon Grangier(ディジョン郵便局)」です!写真の左側の建物なんですが、とても立派ですよね♪

とても立派なので、郵便局をまじまじと見ていたら、あることを発見しました!

なんと!!!2021年冬に郵便局の中に我らがBONVOY系列のAloftというホテルができるそうです!!これはまた来るしかないです・・・!

さて、素敵な郵便局を見たら、また三角のふくろうさんを追いかけて今度は5番を探します!途中の街の風景もとても素敵でした♪

歩いている時にいくつかのカフェの前を通ったのですが、エスプレッソかカフェルンゴ(エスプレッソを薄めたアメリカンコーヒーのようなもの)と決められたパンのセットで2.3ユーロ(約300円)という看板を見つけました。って安すぎませんか!?スイスにいるから余計に安く感じるんでしょうが、スイスで300円って何も飲めない金額ですよ・・・(泣)!?

それから、かわいいお土産屋さんの前も通りました。

「わぁ!マスタードがいっぱい!可愛いから買っちゃおうかな〜♪」と一瞬思ったのですが、ここでは買いませんでした( ゚д゚)ハッ! Dijon(ディジョン)マスタードといったら、あのお店がありますからねえ・・・

そんなこんなで5番に着きました!

5番は、「Halles centrales et marché central」です。ここは市場なんですって!私達が行ったのは平日の朝10時くらいだったので、やっていると思ったのにお休みでした。残念・・・

ここの市場の何が有名かっていうと、この建物のことなのですが、19世紀末にアイアンとガラスを組み合わせる建築様式が流行して、この素敵な建物ができたそうです。

さて、続けて6番を発見しました!

「François Rude(フランソワ・リュ-ド広場)」広場です。ここは、ディジョン出身の彫刻家François Rude (フランソワ・リュード)さんの名前がつけられた広場で、中央に彼の作品があります。

アップしてみましょう!よくよ〜く見てみると、男性が葡萄を踏み潰しています。ちなみに、この像のタイトルは「バロゼの像」で、バロゼとは、「葡萄を踏んで赤くなった足」を意味するそうです。ワインの産地ならではの彫刻ですね♪

さて、7番を探してまた町中に入ります。もうこの辺から矢印通りにしか歩けない体に・・・主人は途中道を外しては色んな建物を写真に納めていますが、私にはこの道を外すことができない!!なので、1人もくもくと矢印ふくろうさんを探していました。

そして7番を発見!

先程の大通りの途中にある、この小さな扉を入るようです・・・

細長い通路を進んで行きます・・・

すると、その先には中世の造りがそのままの石造りの中庭がありました!通路の先にあるのが、秘密の中庭みたいで素敵ですね!

7番の次の、8番に行く前に観光案内所がありました!ここでは、この「ふくろうさんルート」の日本語の地図がもらえるそうなのですが、私達が行った時には、ないと言われました。残念〜

でも、町中に埋め込まれている矢印ふくろうさんプレートが1枚35ユーロ(約4,500円)で販売されているのを発見したので嬉しかったです!(あ、別に買ったわけではないのですが、なんか嬉しかったw)

いつか庭付きマイホームを建てた時に、この矢印を庭に埋め込んで玄関までの道のりを示す!なんてことやっていみたいなぁなんて妄想しました(笑)

さて、8番ですが、「Église Notre-Dame de Dijon(ノートルダム・ド・ディジョン教会)」です。ここは間違いなく8番なのですが、どこにもプレートがなくて、めっちゃ探しました!でも、いくら探してもプレートが見つからなかったので、どなたか見つけた方がいましたら場所を教えて下さい!!またリベンジしたいので(笑)

13世紀にゴシック様式で建てられた教会だそうです。ちょっと中に入ってみました。

ヨーロッパの教会らしく、ステンドグラスとパイプオルガンが美しい教会でした。

さて、教会を出たら、ふくろうさんルートのメインとも言える場所に来ました!この、Rue de la chouette という通りを進むと・・・

教会の素晴らしい外観を見ることができ、そして・・・

ありました!9番です!!!

9番は「幸せのふくろうさん」です♪左手でなでると、幸せになれると言われているそうです。

もともと、ここを通る人々が何世紀にも渡って、左手(心臓につながる手)で頭を撫で、街のお守り的存在だったことから、今もそう言われているんだとか!

ということで、私も左手でなでてきました!けど、ちょっと頭まで届かなかった!!

幸せのフクロウさんの次は10番ですが、10番の建物と、有名なマスタード屋さんが隣接していたので、先にマスタード屋さんに入りました♪

「Fallot Mustard Mill」というお店で、1840年にブルゴーニュ地方に創業した家族経営のマスタード店です。

マスタードと言っても、その種類は豊富でバジル、くるみ、蜂蜜&バルサミコ酢、白ワイン、ジンジャーブレッドなどなど10種類もあります。

こちらのマスタード店ともう一つお勧めマスタード店があるので、また別記事で書きますね♪

そして、お待ちかね10番です!

「Maison Millière」という建物です。なんと、15世紀の中世建築で旧市街地の中で最も古いお家なんですって!今は、お土産屋さんになっていて、ふくろうの置物やマグカップなど、Dijon(ディジョン)ならではのお土産がたくさん売っていましたよ。

次は11番です。

「Hôtel de Vogüé(ヴォーゲの館)」です。中に入ることもできます!こちらは屋根に特徴があって、モザイクタイルというものを使用しているそうです。確かに、素敵な屋根タイルですよね!

11番を見たところで、また町中に案内されました。今度はどこに行くのかな?

途中矢印ふくろうさんを見失って、道に迷ってしまったのですが、数字とは関係のない「A」を発見・・・これは一体・・・

「A」がなんなのかわからないまま、12番に到着しました!

12番は、図書館です!立派な図書館ですよね〜。当時は僧院教会だったそうです。

そして、12番の向かい側には13番の劇場広場がありました。でも、ふくろうさんプレートはどこにもなかった・・・また見失った・・・私の中の道標が・・・・

そして、14番ですが、実は14番を見つける前に16番を先に見つけちゃったのですが、ここでは順番通りにご紹介します!

14番は市庁舎です!そして、中には「Musée des Beaux-Arts de Dijon(ディジョン美術館)」が入っていて、誰でも無料で見学することができます。私達も見てきたので、美術館はまた別記事でご紹介しますね!

続けて15番は・・・

「Palais des Ducs et des États de Bourgogne(旧ブルゴーニュ公宮殿)」です。そして、私、ブルゴーニュ公と聞いて、ピン!ときました。スイスに住んでいたら1度は耳にしたことがあるかもしれません・・・なぜなら、ブルゴーニュ公はスイス連合軍と戦って、負けているからです!つまり、スイスを最強の軍にした戦いの相手の住処だったわけです!後ほど書きますが、そうは言っても、ブルゴーニュ軍は当時のヨーロッパで最強と言われていましたから、たくさんのお宝保有しているのですが、スイス連合軍にいっぱい持っていかれたから、ちょっとしか残っていないのです。で、その残ったお宝はこの隣に併設されている美術館に展示してあるので、見てきましたよ!

もしよかったら、そのブルゴーニュの戦いについて書いている記事がありますので、こちらからお読み下さいね♪↓

🇨🇭無敵の国「スイス」と言われるきっかけになった戦いの場所「Château de Grandson(グランソン城)」で色々学んだ日

ということで、16番です。

先程の写真の「Palais des Ducs et des États de Bourgogne(旧ブルゴーニュ公宮殿)」の中央にある塔が16番でした。「フィリップ王の塔」です。当時のブルゴーニュ公国の権力と栄誉を示しているそうです。

と、ここで時間切れに!!実は12時からランチの予約をしていたので美術館とかに入っていたら、時間になっちゃったのです。

とっても素敵なランチについて別記事で書いていますので、こちらからお読み下さいね♪↓

🇫🇷Dijon(ディジョン)唯一のミシュラン2つ星レストラン「Restaurant William Frachot」

ちなみに、「Palais des Ducs et des États de Bourgogne(旧ブルゴーニュ公宮殿)」の正面はとても素敵な広場になっています♪「リベラシオン広場」というそうです。雨が降っていたので、あまり素敵さが伝わらないかもしれませんが、とても素晴らしい広場でしたよ。

それと、このフクロウの旅は22番まであるんだとか!ところが、今では更にジャン=ジャック・ルソー、ゾラ、モーゼの15コースが追加されたらしく、コンプリートまではまだまだです・・・!なのでまたDijon(ディジョン)に来て続きをやりたいと思いました(笑)

気がついたら夢中になるほど面白いので、Dijon(ディジョン)に来ることがあったら、是非ふくろうさんを探しながら観光してみてくださいね♪

あ!それともう一箇所マスタードの有名店に行きました♪マスタードのお店については、別記事でまとめてますので是非読んでくださいね!↓

🇫🇷Dijon(ディジョン)に行ったら買うべきマスタード2選!

以上、「フクロウとマスタードの街Dijon(ディジョン)市内をお散歩(一般的には美食とワインの街)」でした!

最後までお読み頂きありがとうございました。ディジョンに行ってフクロウ探ししたい!と思っていただけたら、「ぽち」っとお願いします♪

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