🇨🇭無敵の国「スイス」と言われるきっかけになった戦いの場所「Château de Grandson(グランソン城)」で色々学んだ日

2021年8月14日

さてさて、みなさんは「ブルゴーニュ戦争」を知っていますか?これって学校で習うんですかね?ってくらい私は歴史が苦手で、知らなかったのですが、今回主人にその現場に連れて行ってもらったのをきっかけに、色々調べるようになり、私達が住むスイスにとって非常に重要なことだと知りました。

今日は、その「ブルゴーニュ戦争」の中の一部、スイスが巻き込まれた「グランソンの戦い」の舞台である「グランソン城」に行って来たのでお話していこうと思います♪

スイスに住んでいる方は知っておいて損はないですし、他の国にお住まいの方は、「へ〜!」くらいで読んでくれたら嬉しいです♪

ちなみに、この日は1泊2日で旅行していたので、よろしければ1日の流れも書いていますので、こちらからお読み下さいね♪

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まず最寄り駅のお話からしていきます。

「グランソン城」に行くためには、「Gorgier-St-Aubin」駅で降ります。

そして目の前のバス停から約30分間バスに乗ります。

バス停から歩いてすぐの場所に「グランソン城」があるのですが、なんと!!この日は修繕中でした(泣)

「グランソン城」の入場料は大人12フラン(約1,450円)、6歳〜16歳は5フラン(約600円)です。「Swiss Museum Pass」があれば無料で入れます。

「Swiss Museum Pass」については詳しく書いていますので、是非こちらからお読み下さいね♪↓

🇨🇭スイスでお得に生活する〜乗り物編(GA Travelcard 、Half Fare Travelcard、Swiss Museum Pass、Saver Day Pass、CFF day pass)

営業時間は、4月〜10月は10時〜18時、11月〜3月は10時〜17時です。

手続きを取ったら、場内に向かって行きますが、現在は一部改修中で見学する順番が決まっていました。

頂いた地図の通りに、進んでいきます。まるでロールプレイングゲームのようです(笑)

最初に着いたのは、こちらの中庭でした。整備されていてとても綺麗です。

中庭では、このような当時のままの通路を見ることができました。

中庭を過ぎたら、更に変なところから入る通路を進みます。地図がなかったら本当に難しいです!!

さて、最初の部屋に来ましたが、この部屋にはたくさんの動物の燻製が飾ってありました・・・なんかちょっと怖い・・・

それから「グランソンの戦い」の様子を描いた絵も何枚か展示してありました。

順路通りに行くと、途中に部屋があったのですが、それは後回しにして螺旋階段をぐるぐる登るよう指示されました。

そして、ぐるぐるぐるぐる登ってたどり着いたのは、お城の最上階でした!ここには何があるのかと言うと・・・

なんと、お城の内側にぐるっと一周ある、内廊下の入口でした!しかも、扉は2つあって、一つは鍵がかかっていて空きませんでした。つまり、一方通行のようです。もう、ほんとにロールプレイングゲームみたい・・・(笑)

どこに続くのか分からないけれど、とりあえず進んでみることにしました。

ちなみに、この渡り廊下から見た中庭はこんな感じでしたよ♪屋根の瓦に特徴あって、お魚の鱗みたいだなぁと思いました。

暫く進むと、渡り廊下の突き当りには、石の階段と狭い入口がありました。足を踏み外さないように慎重に登ります。

すると、そこはちょっとした展望台になっていました!

この展望台の隙間から下を見下ろすと、ちょうど線路になっていて、電車が通る瞬間を見ることができました。その様子を見ながら線路をじーっと見ていたらあることに気が付きました!それはなんと、お城の一部が電車のトンネルになっていたのです!!現在と歴史の融合・・・ですね♪

さて、先程の渡り廊下をまた歩き続けて、来た場所に戻ってきました。そして、螺旋階段の途中にあった部屋に入りました。

この部屋は、「グランソンの戦い」についての資料がたくさん展示してある部屋です。

これは、グランソンの戦い」の様子のジオラマです。

ではここで「ブルゴーニュ戦争」と「グランソンの戦い」について簡単にご説明しようと思います。

「ブルゴーニュ戦争」とは、フランス王(スイス傭兵と手を組んでいた)とブルゴーニュ公国(今はワインで有名な土地ですね!)の土地争いの戦いでした。その戦いの結果はブルゴーニュ公国が負けてフランス王の勝利となっています。ちなみに、ブルゴーニュ公国はこの戦いで負けるまでは100年以上にわたり繁栄していて、ヨーロッパ最強と謳われていたそうです。

で、「ブルゴーニュ戦争」の中の一つに、「グランソン城の戦い」というものがあるのですが、それが今紹介している「グランソン城」での出来事なのです。

内容としては、お互いの思い違いから戦いの勝敗が付いたものでした(笑)

①ヨーロッパ最強のブルゴーニュ軍がグランソン城を包囲→ブルゴーニュ軍は大規模な傭兵部隊と多くの大砲を保有→その砲撃の威力を知ったスイス軍は「こんなの勝てないよ」と思い、援軍を送ったが、船からお城にいるスイス軍に「援軍がきたぞ〜」と手を降って合図したところ、「無理無理!」の合図と勘違いして、降参を表明し、ブルゴーニュ公国にグランソン城が渡ってしまった

まず、前提でこんなことがありました。せっかくスイス軍は援軍を送ったのに無駄になってしまったのです(泣)しかし・・・

②スイスが呼んだ援軍はグランソン城にいるスイス軍が勝手に勘違いして降参したことを知らない→援軍は20,000人を超えていてブルゴーニュ軍を若干超える人数だった→とりあえずスイス軍は援軍を3つの部隊に分けて、まず第一部隊を戦いに行かせた→ブルゴーニュ公国軍はその第一部隊がスイス軍の全ての戦力だと勘違いし、前衛の騎士部隊を行かせた→そこに、森の中を密かに移動していたスイスの第二部隊が現れ、ブルゴーニュ公国軍は混乱に陥った。「え!こんなにいたの!?知らない!!」みたいな?(笑)→圧倒的に不利になったブルゴーニュ公国軍は逃げた

ということで、スイス軍はほとんど損害を受けることなく、ヨーロッパで最も偉大な公爵(ブルゴーニュ公国軍のトップ)が逃げたという大恥をかかせ、最強の部隊に勝ち、莫大な財宝を手に入れたそうです。

③この3ヶ月後にブルゴーニュ軍はもう一度戦いを挑みましたが、スイス軍に完敗したそうです。

④この結果、当時ヨーロッパ最強と謳われたブルゴーニュ軍に勝利したことで、スイス軍はほぼ無敵であるという名声を得て、スイス兵は15世紀末で第一級の傭兵と言われるようになったそうです。

ちょっと面白いストーリーですよね!だって、スイス軍は降参したのを知らずに援軍を集めまくって、3つに分けて攻めたら、情報のなかったブルゴーニュ軍が勝手に勘違いして戦略をミスったわけですから(笑)

いやぁ、いつの時代も情報あるものが勝利なんですねぇ!この戦いに関しては若干の運もあると思いますが。

そして、この戦いでゲットしまくった戦利品がいくつか展示されているわけですが、そのうちの一つがこちらの帽子です!ゴージャスすぎませんか!?

この帽子についての説明もされていました。このゴージャスな帽子が見れただけで、グランソン城に来たかいがありました(笑)

あとは、このタンスだと思っていた箱は実は地下へ続く階段で、ここから次の部屋へ行きました。

ここには、当時の壁画がそのまま残っていたり、

ベッドや家具が展示されていたり、

スイスの英雄、ウィリアムテルをモチーフにした時計や飾りが多数展示してありました。

ウィリアムテルとグランソン城の関係性は調べても分からなかったのですが、もしどなたか知っている方がいたら教えて下さい!

ちなみに、ウィリアムテルについて知るための旅行をした時の記事がありますので、こちらもぜひお読み下さいね♪↓

🇨🇭スイス国内旅行・車で回る7泊8日〜3日目・愛の不時着ロケ地周りリベンジとスイス建国を学ぶ(Kaiserstuhl(カイザーシュテュール)、Altdorf(アルトドルフ)、Tellakapelle(テル礼拝堂)、Schwyz (シュビーツ))

騎士たちが座っていた部屋があったり、

可愛い壁紙の廊下などを通ってお城の見学が終わりました。

冒頭でもお話しましたが、ここに来るまではまったく歴史的背景を知りませんでしたが、ここに来て実際に様々な展示品を見て学べて良かったです!

以上、無敵の国「スイス」と言われるきっかけになった戦いの場所「Château de Grandson(グランソン城)」で色々学んだ日でした!

「Château de Grandson(グランソン城)」の場所はこちら↓

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