先日は、「スイスのお勧め乗物10選」や「お勧め博物館10選」をご紹介しましたが、今日は、スイスの様々なまとめ第3弾としてお勧めの美術館を10箇所ご紹介したいと思います♪
「スイスのおすすめ乗物10選」についてはこちらから↓
「スイスのお勧め博物館10選」についてはこちらから↓
スイスには500以上の美術館や博物館があるのですが、2021年に100を超える美術館・博物館に行きました。その中で、特に印象に残っているものや「また行きたいなぁ」「家族や友達を連れていってあげたいな」と思えた箇所がいくつかありました。
きっと、今日ご紹介する美術館は誰が行っても満足できるものだと思いますので、是非最後までお読みくださいね♪
ちなみに、「Swiss Museum Pass」を持っていると無料で入れるところと、そうでないところがありますが、その辺も記載しておきますので、ご参考になさってください。
「Swiss Museum Pass」についてはこちらから読めます。↓
では、始めていきましょう〜♪
①Sammlung Rosengart(ローゼンガルト・コレクション)
こちらは、1924年にスイス国立銀行によって建てられた建物で、2000年にAngela Rosengart(アンジェラ・ローゼンガルト)が購入し、2002年に個人で収集したコレクションを展示した美術館です。ほとんどの作品がパブロ・ピカソとパウル・クレーで、ピカソの作品に関しては70点を超え、ピカソのプライベートでおちゃめな写真やスケッチ、ローゼンガルトの肖像画がたくさん展示してあります。
とても、素敵な美術館で、絵画に興味のない人も楽しめるし、きっとお気に入りの作品が見つかるんじゃないかと思います♪
入場料・・・大人18フラン、65歳以上16フラン、学生と子供10フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
営業時間・・・4月〜10月は10時〜18時、11月〜3月は11時〜17時
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭ピカソのおちゃめな一面を見ることができる「Sammlung Rosengart(ローゼンガルト・コレクション
「Sammlung Rosengart(ローゼンガルト・コレクション)」の場所はこちら↓
②Fondation Beyeler(バイエラー財団)
「Fondation Beyeler(バイエラー財団)」は、スイスで最も入館者の多い美術館で、美術商エルンスト・バイエラーと妻のヒルディが設立した個人収集の美術館です。Basel (バーゼル)にあるのですが、おそらくスイスで一番有名な美術館だと思います。
美術館の建物は、イタリア人建築家のレンゾ・ピアノが手掛けており、自然との調和が素晴らしく作品だけでなく建物を楽しむこともできます。
Maurizio Cattelan(マウリツィオ・カテラン)のバナナの作品を始めとした名だたる画家の作品が、これでもか!ってくらい展示してあります。
入場料は他よりも高めですが、行く価値ありまくりの美術館です。というか、スイスに来たら是非立ち寄ってほしいですね・・・!
入場料・・・大人25フラン、25歳以下は無料
※Swiss Museum Passは使えませんのでご注意下さい。
営業時間・・・毎日10時〜18時、水曜日のみ20時まで
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭スイスで最も入館者の多い美術館「Fondation Beyeler(バイエラー財団)」
「Fondation Beyeler(バイエラー財団)」の場所はこちら↓
③Museum Langmatt(ラングマット美術館)
「愛の不時着(Crash Landing On You)」でのロケ地にもなった美術館で、ABB (アセア・ブラウン・ボベリ)という電力会社の創業者の一人が個人収集した作品を自分が住んでいた邸宅に展示した美術館です。豪華な内装とともに名だたる作品を楽しむことができます。
個人収集なので、好みがでると思うのですが、優しい感じの作品が多くあり、心温まる美術館ですよ♪
入場料・・・大人12フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
※冬の時期は毎年クローズ
この美術館の訪問記はこちらから↓
「Museum Langmatt(ラングマット美術館)」の場所はこちら↓
④Museum Tinguely(ティンゲリー美術館)
スイスのFribourg (フリブール)出身の天才アーティスト、Jean Tinguely(ジャン・ティンゲリー)の美術館です。バーゼルで美術を学んでいたため、バーゼルに美術館があります。
ティンゲリーの作品は、廃材を利用したもので、今でも実際に動くものばかりです。なので、Basel (バーゼル)の公園の噴水に、ティンゲリーの作品が置いてあったりします。
そして、その作品の大きさは想像を絶するもので、初めて見たときの衝撃といったら忘れられませんでした!是非、その目でティンゲリーの素晴らしい作品を見に行ってくださいね♪
入場料・・・大人18フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭スイス国内旅行・車で回る7泊8日〜8日目・学問と文化が栄えた街バーゼルで芸術の旅( バーゼル美術館、バーゼル大聖堂、ティンゲリー美術館)
「Museum Tinguely(ティンゲリー美術館)」の場所はこちら↓
⑤Espace Jean Tinguely - Niki de Saint Phalle(ティンゲリー&ニキ美術館)
④番でご紹介したバーゼルのティンゲリー美術館と同じ、こちらもティンゲリーの美術館です。ただ、こちらは、ティンゲリーと妻のニキの2人の作品が展示してあります。
美術館は出身地のフリブールにあります。ちなみに、チューリッヒ中央駅の天井からぶら下がっている「ナナ」という女神の作品はニキの作品なので、行くことがあったら是非見てみてくださいね♪
バーゼルの美術館とは違って、フリブールの美術館はこじんまりとしていますが、展示してあるものはティンゲリーの作品とティンゲリーにゆかりのある作家の作品で構成されており、見ていてとても楽しいです♪私は、フリブールのこの美術館の方が好きですね♪
日本でも有名なアメリカ人アーティストのKEITH HARING(キース・ヘリング)の作品もあるので、ファンは必見ですよ!
入場料・・・大人7フラン、学生5フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
営業時間・・・月曜・火曜が休館日で、水曜〜日曜が11時〜18時まで、木曜日のみ20時まで
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭廃材再利用の天才!Espace Jean Tinguely - Niki de Saint Phalle(ティンゲリー&ニキ美術館)
「Espace Jean Tinguely - Niki de Saint Phalle(ティンゲリー&ニキ美術館)」の場所はこちら↓
⑥Zentrum Paul Klee(パウル・クレー・センター)
スイスを代表する画家Paul Klee(パウル・クレー)の出身地であるBern(ベルン)に、Zentrum Paul Klee(パウル・クレー・センター)があります。
象形文字のような独特なタッチで、一度見たら忘れられない印象的な作品です。
また、②Fondation Beyeler(バイエラー財団)の建築家と同じくこちらもイタリア人建築家のレンゾ・ピアノが建築した建物となっております。
波打つような3つの建物がとても特徴的ですよね♪パウル・クレーの作品を彼の旅行記と共に見ることができ、自分も旅行したような気持ちになりながら見れるのでとても楽しかったです。
また、作品は数ヶ月ごとに入れ替わるらしく、定期的に通いたくなる仕組みとなっております・・・(笑)
入場料・・・大人20フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
営業時間・・・火曜日〜日曜日が10時〜17時まで。月曜日休館日
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭Zentrum Paul Klee(パウル・クレー・センター)
「Zentrum Paul Klee(パウル・クレー・センター)」の場所はこちら↓
⑦Fondation Pierre Gianadda(ピエール・ジアダナ財団)
ピエール・ジアダナ財団は、1978年にローマ遺跡がたくさん発見された考古学地区に建てられた美術館で、ジアダナの個人収集の作品や、クラシックカーを展示した他とは違った特徴を持つ美術館です。
作品は絵画以外にも彫刻やモニュメントもたくさん展示されており、特にお庭の展示ゾーンは恐ろしいほど有名な作家の作品がたくさんあります。(私的にお庭がめちゃくちゃ楽しかった)
そして何より、びっくりしたのがクラシックカーの数です!ロールスロイス、ブガッティ、メルセデスベンツ、アルファロメオ、イゾッタフラスキーニ、イスパノスイザなどなど・・・50台くらいはあると思うのですが、全て個人収集だというからびっくり・・・足を運ぶ価値ありの美術館ですよ!
Martigny(マルティニ)にあります。
入場料・・・大人16フラン、子供8フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭素晴らしいクラシックカーコレクションを誇る「Fondation Pierre Gianadda(ピエール・ジアダナ財団)」
「Fondation Pierre Gianadda(ピエール・ジアナダ財団)」の場所はこちら↓
⑧Musée cantonal des Beaux-Arts(PLATFORM 10/ヴォー州立美術館)
旧国鉄の車庫を使った建物が美術館になっています。
巨大な作品が並ぶ展示品の数々にとにかくびっくりします。そして、スイス人画家のFerdinand Hodler(フェルディナント・ホドラー)の作品をたくさん目にすることができますよ!
入場料・・・大人20フラン(毎週第一土曜日は無料)
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
営業時間・・・月曜日は休業、火曜日〜日曜日までは10時から18時まで木曜日のみ20時まで
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭Musée cantonal des Beaux-Arts(PLATFORM 10/ヴォー州立美術館)
「Musée cantonal des Beaux-Arts(PLATFORM 10/ヴォー州立美術館)」の場所はこちら↓
⑨Collection de l'Art Brut(アール・ブリュット美術館)
この美術館の作品は、特別な芸術教育をうけず、技法や様式などの既成概念にとらわれない人々がつくりあげた純粋で無垢な芸術作品を集めた美術館です。
20世紀を代表するフランス人芸術家のJean Dubuffet(ジャン・デュビュッフェ)が集めた約5000点のコレクションで構成されており、衝撃的な生涯を過ごした方達の斬新な作品を見ることができます。
入場料・・・大人は12フラン、子供は6フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
営業時間・・・月曜日が定休日、火〜日は11時から18時まで。7月と8月に限っては月曜日も開いています。また毎月第一土曜日は無料。
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭Collection de l'Art Brut(アール・ブリュット美術館)
「Collection de l'Art Brut(アール・ブリュット・コレクション)」の場所はこちら↓
⑩LAC Lugano Arte e Cultura(ルガーノ美術館)
スイスのイタリア語圏ルガーノにあるとても大きな美術館です。1850年〜1950年のティチーノ州の様子を描いた作品や、スイス出身の画家の作品が展示されています。
作品の興味深さはもちろんのこと、なんといっても素晴らしいのがこのお写真にある景色です!美術館内から見るルガーノの街並みは本当に素晴らしいですよ♪
入場料・・・20フラン
※「Swiss Museum Pass」があれば無料
営業時間・・・火・水・金が11:00 〜18:00、木が11:00 〜20:00、土・日・祝日が10:00 〜18:00です
この美術館の訪問記はこちらから↓
🇨🇭LAC Lugano Arte e Cultura(ルガーノ美術館)
「LAC Lugano Arte e Cultura(ルガーノ美術館)」の場所はこちら↓
まとめ
スイスにあるたくさんの美術館から10個を選ぶのは、本当に迷いました!
でも、今日ご紹介した10箇所の美術館はどれも本当に素晴らしいので、まだ行かれたことがない美術館があったら是非足を運んで見てくださいね♪
最後までお読み頂きありがとうございました。スイスの美術館って素敵だね!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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