スイスの有名な観光地と言えば最初にどこが思い浮かびますか?
きっと、マッターホルンが見える街のZermatt (ツェルマット)を挙げる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、実は、Zermatt (ツェルマット)の反対側に「アルプスの真珠」と呼ばれる美しい村Saas-Fee(サース・フェー)という場所があるのです。
今回は、そのSaas-Fee(サース・フェー)へ行き、様々な角度からミシャベル・アルプスやFee Glacier(フェー氷河)群を見てきましたのでご紹介したいと思います。
と、その前に・・・
ちなみに、Saas-Fee(サース・フェー)村内のホテルに宿泊すると、「SaastalCard」というさまざまな特典が受けられるパスポートを発行してもらえます。
「SaastalCard」は、宿泊税一人7フラン(宿泊税は季節によって変わります)を払うことで入手でき、決められた地域内のロープウェイと循環バスが無料になります。
今回はこの「SaastalCard」を使って、1日に5箇所の展望台を回ってきたので、明日から一箇所ずつ展望台をご紹介していきますね!
また、2日目は美しいヨーロッパ最大のアースダムがあるMattmark(マットマークダム)とSaint-Léonard(サン・レオナール地底湖)へ行きました。
こちらも、後日ご紹介していきますので、お楽しみに♪
ということで、本日はまず「Saas-Fee(サース・フェー)」の村をご紹介していきますよ〜♪
Saas-Fee(サース・フェー)はどんな場所?
Saas-Fee(サース・フェー)は、標高1803m地点にある村です。そのため、夏でも涼しく快適に過ごすことができるので、避暑地としても人気があります。
ただ、写真からもお分かりのようにこの村の凄いところは、ぐるっと氷河に取り囲まれているところです!
なんと、13もの4000m級の山々に囲まれていて、村のどこからでもこの景色を楽しむことができてしまうのです。
私も、バスを降りてこの景色を見た瞬間、本当に驚きました・・・!
今までスイス国内でたくさんの氷河を見てきましたが、それは展望台からのことで、氷河が村を囲んでいるなんて想像出来ましたでしょうか!?本当に凄いです!
Saas-Fee(サース・フェー)は、村を取り囲む氷河群を守るため、普通自動車の乗り入れは禁止されています。そのため、写真のような電気自動車が村内の交通の便となっていました。
ただ、村は小さいので電気自動車に乗らなくても、入口から端まで15分くらいで歩けます。
Saas-Fee(サース・フェー)の見どころ
さて、Saas-Fee(サース・フェー)に着いたら村を散策してみましょう!
見どころが幾つかあるのでご紹介します♪
①Tourist information centre(観光案内所)
まずは、観光案内所へ行ってみましょう!バス停を出てすぐ正面にあります。
観光案内所では、Saas-Fee(サース・フェー)の様々なアクティビティの紹介や地図が置いてありますが、言語は英語、ドイツ語、フランス語のみです。日本語はありませんので、ご注意下さいね。
また、電光掲示板では訪れた日に乗ることができるロープウェイやリフトを確認できます。これで、行きたい場所に行けるかどうかの計画をしましょう!
運が良ければ、各展望台で可愛い野生のマーモットにも会えるそうですよ♪
Tourist information centre(観光案内所)の場所
②17世紀〜18世紀に建てられた木造の小屋
観光案内所を出たら、バス停を降りてすぐの村の入口に戻ります。ここには、昔作りの家が並んだ通りがあります。
ここは、17世紀〜18世紀に建てられた木造の小屋が集めらた場所です。もともとあった家もありますが、サース谷の各地から移転させたものもあるそうです。
ほとんどの建物にはネズミ返しが付いていて、更に石で積み上げた土台の上に立っている建物もありました。すっごく不安・・・!!でも、安定感は抜群のようでしたよ(笑)
木造の小屋を見たら、可愛らしいSaas-Fee(サース・フェー)の街並みを歩いて行きます。どの建物も統一感があって、とても可愛いです♪
③Herz Jesu-Kirche(教会)
すると、次の見どころに到着しました!
こちらは、教会前広場で、三角屋根が特徴的な教会が目の前に飛び込んできました!横の修復中の場所が村役場です。
村役場の前には、この地にスキーと観光客を呼び込んだ功労者であるJohann Josef Imseng(イムセン牧師)さんの像が立っていました。
今やこんなにたくさんの人が訪れる場所になっているんですから、イムセン牧師さんは偉大ですね!
イムセン牧師さんは、観光ホスト、登山ガイド、上級の植物学者だったそうです。色んな分野でプロフェッショナルな方だったのですね・・・!
そして、教会の正面には銀行があります。
となりの建物も銀行ですが、壁の絵が印象的でした!
Herz Jesu-Kirche(教会)の場所
④特徴的なオブジェ
これは、見どころ?ではないと思いますが、村のあちこちで目にするので印象に残りました。
十字架?だとは思うのですが、てっぺんにニワトリが乗っていてとても、ポップなのが気になります・・・
⑤美しい景色
村役場広場を抜けて、村の端のほうまで来ました。正面にちょこっと見える真っ白の山が標高4027mのAllakinhorn(アラリンホルン)です。ここから、Allakinhorn(アラリンホルン)が目の前に見ることができる展望台へ行くことができます。
また、写真の川はAllakinhorn(アラリンホルン)を含む氷河群が溶けたものです。ゴーゴーと勢いよく流れていましたよ。
この景色は、私達が宿泊したホテルの横から見ることができました。
ホテルの前に大きな建物がないので、このような絶景を見ることができましたよ!ホテルについてはまた後日ご紹介しますね。
Hotel Bristol(ホテル ブリストル)の場所
⑥Gletscher Brucke(氷河橋)
さて、次の見どころですが、こちらは「Gletscher Brucke」とありますように、氷河橋です。ここから何が見えるかと言いますと・・・
まさに氷河が溶けた水が流れた川、そしてSaas-Fee(サース・フェー)の街並みを一望できる橋でした!
Saas Fee, Gletscherbrücke(氷河橋)の場所
⑦Panorama Brucke(パノラマ橋)
それから、橋と言えばもう一つ!こちらはPanorama Brucke(パノラマ橋)です。
実は、こちらの橋の方が大きいのでオススメです。さて、パノラマ橋からの景色はと言いますと・・・
正面にFee Gletscher(フェー氷河)があり、左から標高4206mのAlphubel(アルプベル)、標高4491mのTaschhorn(ティーシュホルン)、標高4545mのDom(ドーム)を一望することができました!!
素晴らしいですよね!!
ちなみに、標高4545mのDom(ドーム)は、周りのどの国とも境界をまたいでいない、スイスの敷地のみにそびえ立つ山としては最高峰の山となります。
Panorama Brucke(パノラマ橋)の場所
グーグルマップ上にポイントがないため、近くのポイントのちずを表示しています。この地図の地点から川に向かって歩くとPanorama Brucke(パノラマ橋)に到着できます。
⑧&⑨博物館
他にも、パン屋博物館やサース博物館など博物館もありますので時間がある方は、足を運んで見てくださいね♪
Saaser Museum(サース博物館)の場所
Bäcker Museum & Bäckerei Imseng(パン屋博物館)の場所
さて、ロープウェイ乗り場に向かいましょう!
村の見どころを一通り見たら、早速ロープウェイ乗り場へ向かいます。
冒頭でもお伝えしましたようにSaas-Fee(サース・フェー)では、「SaastalCard」で乗れるロープウェイがいくつかあります。
ロープウェイに乗ると、今まで村から見てきたミシャベル・アルプスへ行くことができるのです♪
さて、正面に乗り場が見えてきましたよ♪
ということで、明日はこの地域で一番高いところにある展望台「Mittelallalin (ミッテルアラリン)」のご紹介をしていきますので、お楽しみに♪
続きはこちらから読めます↓
-
🇨🇭世界最高地点の地下鉄メトロ・アルピンに乗って標高3500mの展望台「Mittelallain(ミッテルアラリン)」へ行く〜サース・フェーでいろんな角度から氷河を見る①
氷河に取り囲まれた村「Saas-Fee(サース・フェー)」の村には、たくさんのロープウェイが張り巡らされていています。 例えば、村から見えている、サース谷で最も高い位置にある展望台の「Mittelal ...
続きを見る
応援&フォローお願いします!
最後までお読み頂きありがとうございました。凄い迫力のある村だね!と思っていただけたら、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪
ブログ村ランキング
にほんブログ村
人気ブログランキング
スイスランキング
ブログ村でフォロー
リンクイット
お知らせ
私も愛用している「Tropicfeel」の高性能スニーカーが、下記リンクかQRコードからクーポンコード「588」とご入力頂けると5%オフで購入できますよ♪かなりピタッとしたスニーカーなので、サイズはワンサイズかツーサイズ上を購入してくださいね♪
私は、ワンサイズ上にしました!
【リンクはこちら↓】
【QRコードはこちら↓】
「Tropicfeel」の記事はこちらから↓
-
🇯🇵「Tropicfeel」っていうスニーカーブランド知ってる??
今日は、素晴らしいスニーカーに出会ったのでご紹介したいと思います♪ ちなみに、以前スイス発祥のスニーカーについてご紹介している記事もありますので、是非こちらもご覧下さいね♪↓ 🇨 ...
続きを見る