今日は、Dijon(ディジョン)編の後半です。
前半やDijon(ディジョン)でのランチなどについては別記事にしていますので、是非こちらからお読み下さいね♪↓
🇨🇭🇫🇷ワクチン証明ゲット後スイスからフランスへ、激安バスを使って旅行に行く
🇫🇷フクロウとマスタードの街Dijon(ディジョン)市内をお散歩(一般的には美食とワインの街と呼ばれてるみたい)
🇫🇷Dijon(ディジョン)唯一のミシュラン2つ星レストラン「Restaurant William Frachot」
🇫🇷Dijon(ディジョン)に行ったら買うべきマスタード2選!
突然、ほこりまみれの車の登場で申し訳ないのですが(笑)Dijon(ディジョン)で泊まったホテルに、なんと無料のレンタル電気自動車、もしくは電気自転車が付いていまして、こちらの車を借りて午後はGevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)村へ行ってきました♪
いま、さらっと書きましたが、この車が無料で借りられるって凄くないですか!?新しいもの好きな主人は、この車が電気自動車、しかもBMWということを知って、「乗りたい乗りたい!」とずっと言っていたので、とにかくめっちゃくちゃテンション上がっていました(笑)
BMWの電気自動車が無料で借りれるホテルについてはアップしましたので、是非お読み下さい!↓
🇫🇷【BONVOY】え!?無料でBMWが借りれる!?「Vertigo Hotel, Dijon, a Member of Design Hotels」
ということで、さっそくGevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)村へ出発です!
Dijon(ディジョン)から車で約30分ほどのところに、Gevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)村があります。田舎道なので、交通量も少なく走りやすい道です。
ちなみに、余談ですが、スイスで自動車運転免許の取得をすると協定内の国であれば、どこでもその免許証で運転が可能です。詳しくは、別記事で書いていますのでこちらからご覧下さいね♪日本の免許証があれば、誰でも取得できます。↓
あっという間に、お目当ての1軒目のワイナリーに到着しました!が・・・グーグルマップ上は営業中だったのに、この日はやっていませんでした・・・残念・・・ということで、近くの評価の高い別のワイナリーを探すことにしました!(グーグルマップの評価は本当に信用できるので!)
近くに車を止めて、可愛い町並みを歩きます。
動画もあります♪↓
お目当てのワイナリーの看板を発見しました!
そして、ワイナリーに到着です♪
こちらは、「Philippe Leclerc」というワイナリーになります。
お店の前には、こちらで作っているワインボトルが並べられ、
数々の受賞歴のあるシールが貼ってありました!そして、グーグル評価は74軒の口コミに対して4.6です!これは期待できます♪
さっそく中に入ると、昔のままの石造りの内装や家具と歴史を感じました。
いつの時代のものなのか、ブルゴーニュ地区の地図が飾ってあったり、
オーナーとその息子のフィリップ・ルクレールさんの写真が飾ってありました。
予約なしに、ふらっと来たので、オロオロしていたら、笑顔のムッシュが「ようこそ!」と声をかけてくれました。そして、ここでA1レベルのフランス語で「試飲したいです!」と言ったら、「もちろん!どこから来たの?」と会話が始まりました。「コロナの前は日本人が結構来ていたらしく、また日本人に戻ってきてほしいんだ!」と話していました。日本人、ここでいっぱいワイン買っていたのかな?(笑)
会話が一通り終わって、「試飲の前に地下にセラーがあるから、自由に見学してきてね」と言われたので、まずはセラーを見に行ってきました。
階段を降りた先は、まるでタイムスリップしたようでした。
一番奥の部屋は、パーティールームのようになっていたのですが、よくよく見ると、動物の燻製がたくさん飾ってあって、ちょっと怖かった・・・(笑)けど、これが当時の繁栄の象徴だったのだと思います。
寝かせているたくさんのワインもありました!
一通り、地下のセラーを見て、戻ってきたら、こちらの席に案内されました。ここにある家具やタペストリーも凄く年代物で、ご先祖様がいかに裕福な暮らしをしていたかを感じることができました。
そして、ある視線を感じました・・・・お気づきでしょうか・・・
ト・・・トナカイ!?鹿!?何!?
なんとなく目が合うのが気まずかったので、私はこの子に背を向けて座りました・・・
さてさて、お楽しみの試飲タイムです。こちらのワイナリーでは6種類の試飲が10ユーロ(約1,300円)でできます。主人は運転手だったので、今回は私だけが試飲です♪
1つ目のワインと共にある地図を持ってきてくれました。試飲と言ってもただラベル見て飲むだけではなくて、このような地図と共に説明をしながら試飲させてくれたのです。とっても親切です!
この地図はGevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)村の地図になります。
そもそもGevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)村というのは、みなさんもよく耳にするブルゴーニュ地区にある村のことで、ナポレオンが愛したという歴史的な背景と併せてブルゴーニュワインの王様と呼ばれています。
で、その村の中でも場所によって格付けがあり、この地図で色が濃ければ濃い場所ほど格付けが高く、評価されている葡萄の生産地ということになります。(その分お値段も高くなる)
それで、6種類のワインを試飲できると言いましたが、初めは薄ピンクの地域の葡萄で作ったワインから始まって、どんどん濃いピンクの部分の近くで作った葡萄を飲ませてくれるというものでした。
残念ながら、一番濃いピンクの部分の畑は決まったドメーヌしか所有していないので、ここでは飲めませんでしたが、それでも近い場所で作られた葡萄のワインを飲むことができ、味の比較もすることができたので、とても勉強になりました。
ちなみに、一番濃いピンクの小豆色の畑はGrand Cru(特級畑)と呼ばれていて、この地域で最高峰の畑で作られる葡萄ということを意味しています。
赤の部分は、premier cru(プルミエ・クリュ)と呼ばれていて、Grand Cru(特級畑)の次にいい畑で作られた葡萄ということを意味します。
薄ピンクの部分は、それらを名乗ることはできないけども、Gevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)村で作られる葡萄ということを証明していることを意味します。
ということで、まず1杯目です!
「Les Platieres 2017」です。このラベルに書かれているのが、葡萄が育った場所なので、地図から見つけながら飲むのも楽しかったです。もしよかったら、一緒に地図を見て探して見て下さい♪
この葡萄畑の場所を見つけることができましたか?
正解は地図の一番下の中央らへんにあります!ぎりぎり、Gevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)を名乗れる地域ですね。
2杯目は「En Champs 2018」です。
場所は・・・一気に上に上がりまして、赤の畑に隣接している右上の地域になります。
そもそも、このワインの味が好みなので、どれを飲んでも美味しいのですが、やっぱり、1杯目よりもこっちのほうが美味しい!
3杯目は「1er cru Les Champeaux 2017」です。2杯目の葡萄畑のすぐ上の地区で作られた葡萄を使っていますが、畑の色が赤になっている場所は全て1er cru(プルミエ・クリュ)と呼べるので、ラベルにそう書いてあります。
そして、やっぱり1er cru(プルミエ・クリュ)になると、こうも変わるのか!というほど格段に美味しく感じました。(そんな気がする・・w)
4杯目は「1er cru les Cazetiers 2016」です。こちらは、地図でいうと、3杯目の葡萄畑の左横になります。少しづつ、小豆色の特急畑に近づいていますね・・・!
5杯目は「1er cru la Combe aux Moines 2017」です。
地図でいうと、もう小豆色の畑に隣接している赤い部分です。ちょうど中央くらいにあります。そして、もうここまで来ると風味も後味も嫌な感じが一切なくなってきました・・・!
最後の6杯目は「1er cru les Champonnets」です。
こちらも地図の中央付近に位置しているのですが薄ピンクと小豆色の間の部分にあります。
5杯目のほうが、小豆色の特急畑に近いので、高級なのかな?と思ったのですが、こちらのほうがお値段も高いし、風味もよかったです。ここまで来ると、もはやソムリエさんレベルの話になるし、好みの問題にもなってきますね!
ということで、個人的に気に入ったのは、3杯目と4杯目だったのですが、家で飲んだ時にその差を感じるのは難しいだろうということから3杯目の「1er cru Les Champeaux 2018」を購入しました。家で誰か来た時に開けるのが楽しみです♪
最後にお会計をしたのですが、本来なら試飲代10ユーロ+ワイン代56ユーロ(約7,200円)なので合計66ユーロ(約8,500円)になるはずだったのですが、ワインを買うと試飲代が割引になるのか、試飲代がとられず、56ユーロ(約7,200円)のままでした。やったー!
また、もし現金で支払いをするとさらに割引があるそうなので、もしこちらのワイナリーに来ることがあったら、現金で支払うとお得にワインが買えますよ!
そういえば、レジの近くにたくさんの本が置いてあったのですが、日本語のワインの本もありました!
ワイナリーの紹介もしてありました。100点中93点と高得点ですね!
「Philippe Leclerc」のワイナリーの場所はこちら↓
さて、素敵なワインも購入できて満足したのですが、せっかくここまで来たのだから他のワイナリーも行きたい!と思い調べました!が・・・時刻はもう夕方だったため開いているところがなく・・・
なので、もう少し車を走らせて有名なワイナリー地区を見に行くことにしました!
ふふふ・・・高くて飲めないけど、その元となる葡萄を見るのはタダですからね・・・どんな環境なのか見てきましたよ!ちょっと長くなってきたので、明日に続く・・・
以上、「車で行くGevrey-Chambertin (ジュヴレ=シャンベルタン)村のワイナリー「Philippe Leclerc」で素敵なワインに出会う」でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。レストランで赤ワインを頼む時の参考になっていただけたら、「ぽち」っとお願いします♪
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