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🇨🇭スイスで歯医者に通う②〜セラミック治療〜

2021年8月24日

数週間前に、ジュネーブの歯医者さんで歯科健診をしたという記事を書きましたが、その後、その歯医者さんに通うことにしたので、治療について書いていきたいと思います。

前回の記事を読んで頂けるとスムーズに話が繋がってきますので、是非こちらをお読みになられてから今日の記事を読んで下さいね♪↓

🇨🇭スイスで歯医者に通う①〜病院選び、費用〜

今日も、やってきました。おしゃれ歯医者さん!

数分後、先生が私達のところに来て、治療の料金と説明を始めました。

「これから治療する箇所は、この前話したように、優先順位が高い場所からしていこうと思っています。奥さんは隣接している2本の歯、ご主人は1本の歯の治療で、全部で2回来てくれたら一箇所完了です。費用はこんな感じになりますよ」

と、それぞれの見積もりを見せてくれました。私の歯の治療は2本だったため、主人の倍の金額で、申し訳ないなぁという顔をしていたら先生が、

「どんなものでも、どんなことでも常に女性の方が、お金がかかるんですよ。仕方がないことですよ(ニッコリ)」と、爽やかな笑顔でフォローしてくれました。

なんて、素晴らしい先生!!!それから、

「この見積もりでOKなら、今から治療を始めますが、どうしますか?一度家に帰って相談してから治療を始めるか決めてもいいんですよ」と、選択肢までくれました。

そもそも、私達は、最初からこれくらいの金額だと思っていましたし、治療するつもりで来ていたので、その場で治療を始めることをお願いしました。

ということで、主人の治療からスタートです。

またもや、シャンパンゴールドのキラキラの治療台に乗って、天井にはテレビ、しかも今回は「何か見たい番組ある?」と聞いてくれました。なので、Netflixの大坂なおみのドキュメンタリーを見ながらの治療です(笑)

私は待っている間、その天井のテレビは見れなかったので携帯をいじっていたのですが、すると先生がお水飲む?とお水を持って来てくれました。

可愛いエビアンw

そして、だいだい40分くらいで主人の治療は終了しました。主人の治療は上の左歯の奥から2番目の歯の神経がなんかなっていて(よくわかりませんが)そのまま放置しておくと、あまりよくないということから、詰め物を取って中の状態を確認し、セラミックインレーをはめるため型を取る治療でした。

続けて私の番です。私は隣接した2本の歯の治療ですから、もうちょっと時間がかかりました。

ちなみに、何をどうしたかというと、もともと右上の奥歯から2本目と3本目に部分セラミックを入れていたのですが、8年前ということもあって劣化しており、ちょっと欠けていたのです。それを治すために、一度ハマっているセラミックを取って、新しくセラミックインレーを入れるため型を取るという治療でした。

しかし、またもや治療法に驚きですよ・・・まず唇にたっぷりとワセリンを塗ってもらいます(笑)そして全く何も感じない麻酔(注射じゃない麻酔?)をして、ラバーダム(ブルーシートみたいなの)を設置して、治療する歯だけが浮き出るようにしていました。

このラバーダムのおかげなのかわかりませんが、まず唾液が口の中に溜まらないのですよ!しかも、治療する歯しか先生からは見えないので、他の歯など傷つけずに済むという・・・

全然苦しくないまま約1時間くらいで治療が終わりました。

型を取ったので、1週間後にまた来てね。と予約を取り、今日の治療のおさらいを写真と共に説明して下さり、この日の治療が終わりました。

2回目の治療

この日は朝一で予約していたのですが、先生がまだ出勤していませんでした(笑)

しばらく待っていると、イヤホンをして鼻歌を歌いながら出勤してきた先生・・・(笑)

えぇ、全然気にしていませんので、ごゆっくり・・・

そして、「さぁ、今日はどっちから始める??」と爽やかな笑顔で聞いてきたので、今回は私からお願いすることにしました。

前回に引き続き、麻酔をして、唇にワセリンを大量に塗ってラバーダムを設置して、治療スタートです。なんか、色々やって最後に前回型どったセラミックインレーをはめて、彫刻家のように色々やって、綺麗にしてくれました!

そして、最後にレントゲンと写真を取って、治療前、治療途中、治療後を見比べて丁寧に説明してもらい終了です。

いや、ほんとびっくりするくらい綺麗になって、その写真が自分の歯じゃなくて見本だと思って「これは私の歯ですか?」って聞いちゃったくらい綺麗になりました。

しかも、レントゲンや撮影した歯の写真の画像は「あなたの歯だから欲しければ写真をGmailに送るよ」と言ってくれたので、もらいました!

本当に綺麗だったので、ここにその写真を貼って皆さんにお見せしたいくらいなんですが、そうは言っても人の歯の写真なんて見たくないでしょうから、載せるのはやめておきます(笑)

同じような治療を主人もして、2人で2時間ちょっとでした。

そして、お会計ですが・・・この2回の治療が終わってから2週間後に郵送できましたよ!

さて、おいくらだったでしょうか・・・

まずは主人の明細を記載いたしますね。

【主人の明細】

「1回目」

・麻酔・・・49.5フラン

・ラバーダム・・・49.5フラン

・元々入っていた詰め物の除去費用・・・81フラン

・一時的な詰め物・・・49.5フラン

・レントゲン・・・49.5フラン

「2回目」

・麻酔・・・49.5フラン

・ラバーダム・・・49.5フラン

・エナメルエッチング(必要に応じてプラークや歯石、古いスーパーボンドなどを除去すること)・・・24.75フラン

・セラミックと象牙質の準備・・・20.25フラン

・セラミックインレー3面・・・787.5フラン

・ラボ代・・・350フラン

合計 1,560.5フラン(約187,000円)

【私の明細】

「1回目」

・麻酔・・・49.5フラン

・ラバーダム・・・49.5フラン

・元々入っていた詰め物の除去費用2本分・・・162フラン

・治療する歯の隣の歯のコンポジット・・・157.5フラン

・一時的な詰め物2本分・・・99フラン

・レントゲン・・・49.5フラン

「2回目」

・麻酔・・・49.5フラン

・ラバーダム・・・49.5フラン

・エナメルエッチング(必要に応じてプラークや歯石、古いスーパーボンドなどを除去すること)とシーラント2本分・・・49.5フラン

・セラミックと象牙質の準備2本分・・・40.5フラン

・セラミックインレー3面×2本・・・1,575フラン

・ラボ代・・・700フラン

合計 3,031フラン(約363,000円)

2人合わせて4591.5フラン(約55万)!!!!

ぎょぇぇぇぇぇぇ!!!!!破産します・・・(><)

スイスの支払いのルールは皆様ご存知の通り、郵便で通知が来てから30日以内にしなければいけませんよね。もし、30日を超えた場合どうなるか・・・この前お話した通りですので、絶対に30日以内に払わなければならないのです!!有無を言わさず!(笑)

支払いが滞るとこんなことになります・・・↓

みなさん気をつけて!スイスの落とし穴「Debt collection document(債権回収文書)」

そして、私達の歯の治療はまだまだ続くのですが、実はそんな一般人のための救済措置があるのです!!

これは、マイナス金利のスイスのみがなせる技、歯の治療代が高額で保険適用外という仕組みから考えられた制度・・・!

みなさん気になりますよね?(笑)この素晴らしい制度については、また後日書こうと思っていますのでお楽しみに!?

ということで、以上「スイスで歯医者に通う②〜セラミック治療〜」でした。

その③に続く・・・

🇨🇭スイスで歯医者に通う③〜ついにインプラント治療!前半〜

合わせてこちらもお読みになられてみて下さいね♪↓

🇨🇭スイスならでは!歯医者さんの支払いが手数料なしで分割できる制度!?

最後までお読み頂きありがとうございました。スイスの歯の治療についてなるほど〜!と思っていただけたら、是非「ぽち」っとお願いします♪

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