さて、先日「DELF A2」のリスニングと筆記試験(Compréhension orale,Compréhension écrite,Production écrite)のお話をしましたが、今日は、口頭試験(Production orale)についてどんな感じだったかお話していこうと思います。
「DELF A2」のリスニングと筆記試験(Compréhension orale,Compréhension écrite,Production écrite)についてはこちらから読めます↓
🇨🇭「DELF A2」を受けてきたお話〜リスニングと筆記試験(Compréhension orale,Compréhension écrite,Production écrite)編〜
ちなみに、「DELF A1」のお話はこちらから読めますので、こちらも是非ご覧下さい♪↓
🇨🇭「DELF A1」を受けてきたお話〜口頭試験(Produntion orale)編〜
🇨🇭「DELF A1」を受けてきたお話〜リスニングと筆記試験(Compréhension écrite,Production écrite,Production orale)編〜
口頭面接の日の持ち物はボールペンとIDカードでした。5分前には会場の前に来るように事前に受け取ったメールに書いてありました。
今回は10分前に会場について、指定された部屋を確認しに行きました。そして、扉に名簿が貼ってあったので、自分の名前を確認しました。ちゃんと私の名前があったのでホッと一安心(笑)
①口頭試験(Production orale)の内容は?
口頭試験(Production orale)の内容には、3つのパートがあります。
・L'entretien dirigé・・・自己紹介(質問あり)/約1分半
自己紹介では、名前や出身地、家族構成、趣味、住んでいる場所、仕事、休みの日に何をしているか、などを準備しておくといいと思います。ただ、ところどころ質問が飛んできますので、それぞれを深彫りして準備しておくといいでしょう!例えば、日本にいる家族の職業や、配偶者の職業など。
・Le monologue suivi・・・自分のことについて話す/約2分間
テーマは様々で、好きな音楽、スポーツ、映画、本、趣味などに加えて、都心部と山のどちらが好きか?移動手段は普段何を使っているか、普段の買い物、自分の好み、海外で働くということ、フランス語の学習方法などなど・・・を事前に準備しておきます。当日はどのテーマが来るかわからないので、多ければ多いほど安心して試験に挑めますよ!
・L'exercice en interaction・・・テーマに沿って試験官と話す(ロールプレイング)
こちらのテーマも様々で、病院、美容院、レストラン、お出かけ、何かの登録、パーティーの主催などたくさんのパターンがあります。会話のキャッチボールができるか、質問を理解して、こちらかも質問ができるかなど総合的に問われるので、この試験に関しては、フランス人やスイス人の友達、先生、オンラインスクールなどで常に話すことに慣れておく必要があります。
②面接前準備10分間
予定の時間になると、名前を呼ばれるので試験官の指示に従って部屋に入り、席に着きます。3人同時に部屋に入りました。
今回はラッキーなことに、一番前の席を指示されました。なぜ一番前の席がラッキーかと言いますと、準備時間が一番長くなるからなのです!
詳しくお話しますと・・・
まず、最初に席には白い紙と説明書きが置いてありました。
そして、前の席から順番に「monologue suivi」のテーマを選ぶことができます。3枚の紙から1枚選んで(内容は見れません)、選んだ紙にはテーマが2つ書いてあるので、好きな方を選べます。
「L'exercice en interaction」も同じ感じで、3枚の紙から1枚選んで、選んだ紙にはテーマが2つ書いてあるので、好きな方を選べます。
これらの準備を10分間でするのですが、前の方の席になると、一番最初に選ぶことができるため、考える時間・準備する時間が長くなるのです。
③面接の開始〜L'entretien dirigé(自己紹介)〜
試験官は2人いて、1人は採点、1人は話し相手になります。
まず自己紹介をして下さいと言われるので、始めます。
私は、名前、国籍、出身地まで話したら、試験官から「今はどこに住んでるの?」と質問がありました。なので、住んでいる場所を言うと、「どれくらいの期間住んでいるの?」と更に聞かれました。
続けて、「私は主婦です」と答えたら「なぜ仕事をしないの?」と聞かれました。なので、その理由を伝えて、「あなたの主人は何の仕事しているの?」と聞かれました。主人の職業を伝えて、次に進みました。私の趣味を話したら時間になり、自己紹介は終了です。
④面接の開始〜monologue suivi〜
私が選んだ紙には、
①あなたが普段出かける場所。いつもどこに行きますか?何をしますか?
②あなたは音楽を聞きますか?好きな歌手は誰ですか?なぜですか?歌手の名前は誰ですか?好きな曲名は何ですか?
とあったので、私は②音楽を選びました。
全部話したあと、短かかったみたいで質問が来ました。
「あなたは他にどんな音楽を聞きますか?」
これで「monologue suivi」は終わりです。
⑤L'exercice en interaction(ロールプレイング)
私が選んだ紙には、
①今晩レストランに友達と行くので、何を食べるか、どこのレストランに行くかを話あって予約して下さい。
②あなたは週末友達と出かけます。どこに行って何をするかを一緒に決めて下さい。
とあったので、私は①レストランを選びました。
最初の出だしは、こちらからで挨拶からスタートします。
「今夜時間ある?」「一緒にレストランに行かない?」などと話して進んでいきます。
「何が食べたいか?」と聞いたら「イタリアンかタイ料理」と言われたので、「イタリアンに行こう!」と決めたのですが、ここで試験官からまさかの質問が!
「あなたはこの辺でいいイタリアンのお店知ってる?」と!
えー!!知らない!けど「Oui」って思わず言っちゃった・・・(泣)
暫く考えたけど、いいイタリアンなんて思いつかなくて、「先週、主人と行ったイタリアンが美味しかったからそこにしよう!」と答えました。
この後は、待ち合わせの時間を決めて、予約をして完了です。
本来の試験時間は10分間ですが、私はもう言うことがなくて早く終わっちゃった。でも、テーマが神引きだったので、やりやすくて良かったです♪
⑥反省点
テストを終えての感想ですが、問題をよく読んで、相手が誰なのかに注意して文章を作るべきだったなと思いました。特に、「tu」と「vous」の使い分けです。
あとは、もっとゆっくり話せば良かったなと思いました。早く喋ったせいで、時間が余ってちょっと困りました・・・
さて、3週間後〜1ヶ月後に結果が届きますが、結果はどうかな・・・!ドキドキしながら待ちたいと思います。
以上、「「DELF A2」を受けてきたお話〜口頭試験(Production orale)編〜」でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。A2のテストを受ける参考になった!と思って頂けたら、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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