チューリッヒ駅から約15分間、電車に乗って行ける場所にBaden(バーデン)という街があります。Baden(バーデン)は、紀元前から温泉の出る街として有名な場所でゲーテやニーチェなどの著名人もこの名湯に通っていたそうです。
そんなBaden(バーデン)に、今回は温泉目的ではなく、ある美術館に行くために行きました。
ある美術館というのが「Museum Langmatt(ラングマット美術館)」ですが、私のお気に入りの美術館の一つでもあります。
そもそも、この美術館を知ったのは、Netflixの「愛の不時着」という韓国ドラマがきっかけでした。
以前、一度行っていますのでその時の訪問記も是非ご覧下さいね♪↓
前回の記事のように、「Museum Langmatt(ラングマット美術館)」については一度詳しく書いていますので、今回は簡易版&最新版ということでご紹介していこうと思います!
では、始めていきましょう〜!
こちらは、Baden(バーデン)駅です。クリーム色が可愛らしい駅ですよね♪
駅からは徒歩約8分ほど歩きます。ルートはこんな感じです↓
人通りの少ない、緑が多い静かな通りを歩いていきます。
ABB (アセア・ブラウン・ボベリ)の看板が見えてきました。
ABBの事業内容は電力関連、重電、重工業で、スイスに本社を置く、世界100カ国以上に進出している大企業で、実はこの創設者の一人であるシドニー・ウィリアム・ブラウンとジェニー・ブラウン・スルザーという夫婦の別荘が美術館となっています。
こちらが入口ですが、さてどんな別荘だったのでしょうか・・・?
門をくぐると、広くて美しいお庭が広がります。
たまたまこの日は結婚式が行われていて、スイス式の結婚式の様子を見ることができました!
そして、お庭を抜けて目に入ってきたのは・・・
とっても可愛い邸宅です!こちらが、現在は美術館として一般公開されているわけですが、なんとも可愛らしい邸宅でしょう・・・!
ずっと見ていたくなります・・・
ただ残念なことに、この日は雨・・・晴れていたらもっと綺麗だったろうなぁと思いましたが、可愛らしい邸宅には変わりなく、とにかく見ているだけで幸せな気持ちになりました。
邸宅の裏側に回ると、美術館の入口になります。
少し、重い扉を押すと受付になります。
入場料は、大人一人12フラン、18歳以下は無料になります。
また、旅行者用の「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」、スイス在住者用の「Swiss Museum Pass」を保有していれば無料で入場することができます。
貴重な絵画やアンティーク家具がそのまま配置されているため、大きな荷物は受付で預けることになります。
まず、1階の最初の部屋ですが、明るい光が入る美しいお部屋でした。
シャンデリアが美しくて眺めていたら、スタッフさんが、「このシャンデリアはベネチアのムラーノガラスなのよ」と教えてくれました。
やはり、ベネチアンガラスは昔から超一流品だったのですね・・・!
去年、ベネチアのムラーノ島に行ったのですが、その時のブログもありますので、是非こちらもご覧下さいね♪↓
🇮🇹コロナ禍のVenice (ヴェネツィア)6泊7日の旅2日目〜ガラスの街「Murano (ムラーノ島)」とレースの街「Burano (ブラーノ島)」
🇮🇹Venice (ヴェネツィア)から船で約30分のガラスの街「Murano (ムラーノ島)」で見たガラス特集とオススメのお店「Non Solo Vetro A.boscolo」
次の部屋は、ダイニングのような内装となっていました。ガラスのショーケースの中には、アンティーク食器の数々が展示されていました。
そして、次の部屋が一番楽しみにしていたお部屋ですが・・・
!?あれ???
なんか、イベントしているみたいで家具の配置が変わっている・・・
子供の書いたノートが簡易的なテーブルに慣れべられているだけで、以前のような優雅な雰囲気がありませんでした・・・
ちなみに、以前訪問したときはこんな感じでした↓
窓側にあるアンティークな家具が素敵だったのにな・・・
奥の暖炉前も簡易的に・・・
家具の配置が変わったり、イベントが入ってしまうと雰囲気は変わってしまうのですね(泣)
でも、ここの美術館にはもう一つ素敵なお部屋があるのです!!そちらに期待して・・・
???
あれ???ここもなんか簡易的に・・・
ちなみに、以前はこんな感じでした↓
作品や家具が少し減りましたね・・・どこかに貸出中なのかな・・・
でも、ゴッホのモンマントルの風車をモチーフにした作品は変わらず展示してあったり、カサット、セザンヌ、ドガ、ゴーギャン、モネ、ピサロ、ルノワール、シスレーなど、名だたる画家の作品が展示してありました。
ちなみに、ゴッホの作品について詳しく書いた記事もありますので、こちらも是非ご覧下さいね↓
🇨🇭ゴッホの未公開作品が約17億で落札されたけど、同じモンマントルの作品を見れる美術館があるよ!
また、美術館内の作品について詳しく書いた記事もありますので、こちらも是非合わせてご覧下さいね♪↓
さて、1階のお部屋を見終わったので、2階に上がります。
すると、2階にはiPadが用意されていました。これはなんだろう・・・?
しばらくiPadを眺めていたら近くにいたスタッフさんが「今イベントをしていて、あるマークがある絵画にiPadをかざすと絵が動くからやってみてね!」と。
おぉ〜楽しそう!!
ということで、まずは1つ目の部屋に入りました。
こちらはルノワールの作品ですが、説明文にiPadマークがあります。このマークがあるところで、iPadをかざすと絵が動く・・・?
違う作品でも、色々と試してみたところ・・・
いかがでしたでしょうか??面白い仕掛けですよね!
ということで、全てのマークがある絵画で試してみました♪
名画が動くなんて体験、なかなかできないので、とてもおもしろかったです♪
絵画を一通り見たら、あとは邸宅のアンティーク家具やお部屋を見てまわりました。
どれも、状態がいいので驚きです!
お部屋によって仕掛けがあり、このように暗い部屋に暖炉の明かりが灯っただけのお部屋もありました!
一番奥の部屋には、婦人の肖像画が・・・壁一面に飾るくらいの大きな作品だったので、とても目を惹きました。
この後は、美術館を一回りしたのでお庭を散策することにしました。
綺麗に整備されたお庭です。
こちらの美術館にはカフェが併設されていたので、テラス席で飲み物を飲みながらお庭を眺めることにしました。
こちらがテラスからの眺めです。とっても可愛いですよね♪
結婚式の様子も見ることができました。
ということで、ゆっくりと可愛らしい美術館で午後を過ごしました。
雨だったのが残念でしたが、雨でも美しいお庭だったので風情があって良かったです♪
スイスにはたくさんの美術館があって、どこに行こうか悩みますが、こちらの美術館はこじんまりしていて可愛らしいので、是非お時間があったら足を運んで見てくださいね♪
「Museum Langmatt(ラングマット美術館)」の場所はこちら↓
最後までお読み頂きありがとうございました。素敵な美術館だったね!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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