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🇯🇵赤ちゃんと泊まれる高級温泉宿!7ヶ月の赤ちゃんと行く「界 アンジン(星野リゾート)」宿泊記 in 静岡県

2024年3月22日

母と私はとても温泉が好きです。出産前は一時帰国のたびに温泉に行っていました。

出産してからは、なかなか赤ちゃんと泊まれる施設がなく半ば諦めていたのですが、母が「星野リゾート 界」というシリーズを見つけてきたのです。「星野リゾート 界」は「温泉好きも納得でき、美味しいお食事と落ち着いた時間を赤ちゃんと過ごせる!」というドンピシャな温泉だったので、前回の一時帰国から界シリーズにハマりました。(前回は栃木県の「界 日光」「界 川治」の2箇所行きました。)

そして、今回の一時帰国では、なんと!6箇所の界を巡ってきましたよ♪

先日に続きまして今日は、静岡県の「界 アンジン」ご紹介していきたいと思います!

先日ご紹介した「界 伊東」、前回の一時帰国で行った「界 日光」「界 川治」の宿泊記はこちらからお読みくださいね↓

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🇯🇵赤ちゃんと泊まれる高級温泉宿!3ヶ月の赤ちゃんと行く「界 川治(星野リゾート)」宿泊記 in 栃木県

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🇯🇵赤ちゃんと泊まれる高級温泉宿!7ヶ月の赤ちゃんと行く「界 伊東(星野リゾート)」宿泊記 in 静岡県

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「界 アンジン」

「界 アンジン」は、静岡県伊東市の相模湾沿いにある施設です。ところで、「アンジン」という名前はどこからきたのでしょう?

江戸時代初期に徳川幕府につかえた英国人航海士ウィリアム・アダムスさんが、ここ伊東市にて日本初の西洋式帆船サン・ブエナ・ベントゥーラ号を造船しました。その功績を称えられて、「水先案内人」を意味する「按針(あんじん)」という日本名を授かったのですが、「界 アンジン」はその按針メモリアルパークの前に建てられていることからついた名前だそうです。

なるほど〜。変わった名前だと思ってたんですよね。

さて、こちらが「界 アンジン」の入口です。昨日まで泊まっていた「界 伊東」から車で5分の場所と聞いていたので、すぐわかると思ったのですが、なかなか入口を見つけることができず苦労しました。

実は「界 伊東」が高級旅館の佇まいだったので、「界アンジン」もそんな雰囲気だと思っていたんですよね。ところが、着いてびっくり!まるでマンションのような佇まいでした。

でも、「界アンジン」のテーマはあくまでも海や船旅がテーマとなっているそうなので、よくよく見てみると、あちこちに海や船らしさが感じられました。

この橋なんかも木の感じが海っぽくないですか?

進んだその先には、ガラス張りの入口が見えてきました。

チェックイン

中に入ると、船の中のような横長のフロントが広がっていました。

チェックイン時に宿泊案内を貰い、

鍵とチケットを渡されました。

チケットには、ディナーと夕食の時間が記載されています。船に乗るときのチケットを表現しているんだとか。鍵も特徴があって可愛いですね。

夕食は17時半からか19時半からの2部制となっているのですが、17時半からがいっぱいとのことだったので19時半からの回になりました。

フロント横にはお土産屋さんがあります。気になるところですが、まずはお部屋、お部屋!あとで見に行くことにしました。

1階をあちこち見てみると、造船がイメージできるようなインテリアを発見することができます。

凄いデザインだな〜と思っていたら、ここの内装デザインは、商業空間のプロ「スーパーポテト」がしているそうです。

いや、「 スーパーポテト」ってなんだよ(笑)って一瞬思ったのですが、杉本貴志さんが代表の会社名でした。代表作は「無印良品」「グランドハイアット東京」「パークハイアットソウル」「ハイアットリージェンシー京都」なんですって!これは凄い方だ・・・!「ポテトって何?」って思ってごめんなさい・・・

ラウンジ

お土産屋さんの奥にはラウンジがありました。船長室みたいな感じですね。

ここでは、24時間ドリンクを楽しめます。コーヒーや

紅茶、

色とりどりのハーブティーが用意されていました。これは、三浦按針(あんじん)がイギリスから日本まで旅した実際の航海ルートに沿って、その土地の茶葉やハーブを使用したフレーバーティーなんだそうです。

お部屋へ

鍵をもらったのでお部屋へ向かいます。ここはお部屋まで案内してくれるのではなく、自分たちで行くスタイルでした。

エレベーターホールが、薄暗くて船の中みたい・・・あちこちまで本当に船を再現されているなぁと関心します。

全部で8階建てで、最上階が大浴場でした。最上階の大浴場が楽しみです♪

エレベーターの中は、天井から小さな船がぶら下げられており、これまた船を感じました。ゆらゆら揺れる小さな船がとても可愛かったです。

お部屋のフロアに到着です。実はここ、マンションのように外に扉があるので、風がめちゃくちゃ強くて大変でした。

風が強すぎて扉が開かないくらいだったんですよ!海沿いに建てられているので、隙間風がはいっちゃうんですね。一人では扉を開けることがかなり難しく、部屋に入るときは、母と協力して入りました。

お部屋

なんだかんだ言いましたが、わくわくのお部屋紹介です♪今回のお部屋はどんなお部屋でしょうか!?

玄関には、荷物置き場がありました。こうしたちょっとしたスペースって助かりますよね。特に玄関は荷物を置きたくなるのでいいスペースだなと思いました。

それから、不思議なモニュメントも飾ってありました。アンジン・・・さん?

さて、靴を脱いでお部屋へ入っていくと・・・

正面に海が見えるではありませんか!

ベッドは、界オリジナル寝具「ふわくもスリープ」です。ベッドを移動することができたので、中央に赤ちゃんを寝かせました。赤ちゃん用のベビー布団は持参していたのですが、依頼すればレンタルすることもできたんですって!知らなかった・・・

気になる窓辺ですが、なんて美しい景色なのでしょう!これが伊東の海・・・!綺麗ですね。

「界アンジン」は全室オーシャンビューなんですって。どこのお部屋にアサインされてもこのビューが確約されているのは安心ですね。

テーブルの上にはお茶菓子が置いてありました。今まで和菓子だったので、洋菓子はなんだか嬉しいです。

さて、お部屋を細かく見ていきますよ。ベッドとソファの間の棚には、

電気ケトルやカップが置かれていました。

引き出しを開けると、お茶や生姜湯、コーヒーも入っています。

その下は冷蔵庫で、お水以外は有料でした。

玄関へ続く廊下にはクローゼットがあり、中には甚平と足袋、

こんな感じの羽織が入っていました。母がこれを着て「アンジン先生よ!」ってポーズを取っていましたよ(笑)

確かに、なんかおしゃれな羽織ですよね。

それから、スリッパもありました。

洗面台はコンパクトなつくりで、手前には赤ちゃん用のおむつ用ゴミ箱が用意されていました。

アメニティーは、洗顔ソープ、クレンジング、化粧水、乳液、ボディーローションと全てのアメニティが揃っていました。界に来ると、アメニティが全部あるので本当に手ぶらでこれます。

そしてお楽しみの風呂敷です!「界アンジン」の風呂敷は鮮やかな青でした!

知らない方のために、お話しますと星野リゾート「界」シリーズに宿泊すると、風呂敷に包まれたアメニティーが用意されています。この風呂敷は全国23の界(2024年3月時点)で全て違う色で用意されているのです。

なので、一つゲットしちゃうと他の色も欲しくなり、しまいにはコンプリートしたくなってしまうという恐ろしい風呂敷なのです。

今のところ、「界 日光」「界 川治」「界 伊東」に続いて「界 アンジン」と4個目になりました。なんだか嬉しいです♪

それと、赤ちゃん用の歯ブラシも用意してくれてるではありませんか!うちの赤ちゃんはまだ歯磨きできませんが、こうして赤ちゃんのものも用意してもらえるのは嬉しいですね。

お風呂はバスタブはなく、シャワーのみでした。うちの赤ちゃんはシャワーだと泣いちゃうので、大浴場のベビーバスを使ってお風呂に入れてあげました。

シャワールームの対面には個室のお手洗いがありました。

最後にフロアマップです。全部同じ大きさだ・・・!

大浴場

大浴場は最上階にあります。

お風呂の前には、「湯上がり処」がありました。おしゃれなソファが中央にあり、窓辺には・・・

リンゴ酢と静岡名物の「ぐり茶」、そして・・・

インディアペールビールが自由に飲めるようになっていました。

しかもビールサーバーから注げる生ビールです!湯上がりによく冷えたビールが飲めるなんて贅沢ですね。

また、アイスキャンディーの用意もありました。

さて、湯上がり処はまだ続きます。テラスに出る扉があるので出てみると、

熱海の海を正面に見ながらくつろげる席がたくさんありました。

一番前の席は特等席ですね♪

ギリギリまで前に出て、身を乗り出してみると伊東の町並みと海を見渡すことができましたよ!

そしてようやく大浴場へ行きます。

脱衣所には、ダイソンのドライヤーがあり、クレンジグ、化粧水、乳液、洗顔、ボディーローション、ブラシ、コットン、綿棒となんでも揃っていました。また、大判のバスタオルと髪用の小さなタオル用意もあるのでお部屋からバスタオルを持っていく必要がありませんでしたよ!

大浴場はそんなに大きくありませんでしたが、気持ちよかったです。

大浴場についての詳しいお写真は公式HPをご覧くださいね。

夕食

レストラン入口にあった船のモニュメント

お楽しみの夕食です。夕食レストランへ行くとスタッフさんが席まで案内してくれました。

全体的に暗めの照明で、まるで船の中みたいでしたよ!私達の席はこんな感じでした。

嬉しいことに、赤ちゃん用の椅子や食器の用意がありました。赤ちゃん用の椅子はリクライニングができるタイプだったので、わが家の赤ちゃんも色んな角度で座れて楽しそうでした。

さて、こちらが夕食のメニューですが、どんなものが食べられるのでしょうか・・・!?

まずは、ジュースで乾杯です。

そして、先付けで「烏賊メンチ南蛮漬け」がきました。烏賊メンチがさっぱり食べれて美味しかったです。

煮物椀は「南京のすり流し 大根餅の揚出し 棒蟹 花麩」です。蟹とか大根餅と単品でも美味いのにそれぞれがマリアージュされて美味しかったですし、すり流しの温度も熱すぎず冷たすぎずちょうどよくて飲みやすかったです。

そして、お楽しみの宝楽盛りです。

お造りは静岡名産の金目鯛が入っていました。「界 伊東」でもいただきましたが、やっぱり金目鯛のお造りはとても美味しいです。それから、小さな器には「土佐酢和え」が添えられていました。

葉っぱ型のお皿には、「錦玉子」「ずわい蟹小袖寿司」「フォアグラ干し柿」「穴子とゴボウの博多真薯」「ずいきの土佐あえ」が乗っており、小さなドット柄のお皿には「鴨とりんごの串」、青い器には「なまこポン酢」が入っていました。

色んな味を少しずつ楽しめるので、八寸っていいですよね。

次は揚げ物です。「白子豆腐の包み揚げ、たたき海老の新挽き揚げ、野菜天ぷら」でした。白子豆腐なんて初めて食べたのですが、ふわふわクリーミーで美味しかったです。新食感でした!

小鍋は「ブイヤベース小鍋仕立て」ということで、一人一つこちらの小鍋が用意されていたのですが、

蓋を開けると、たっぷりの具が入っていました!アサリにムール貝、イカに海老と盛りだくさんです。しかも、スープが激ウマで衝撃でした!

母も「これはっ!!」と唸っていましたよ(笑)

続けて食事としてこちらの土鍋が運ばれてきたのですが、この土鍋とっても可愛いですよね。「界アンジン」のための特注品らしいです。

そして、蓋を開けてもらったら・・・

「彩り野菜の土鍋ご飯」でした!鮮やかな人参や湯葉が乗ったご飯で、とても美味しかったです。

ご飯と一緒に留椀と香の物もきました。

デザートには「ぐり茶のクレームブリュレ」がきたのですが、「クリームブリュレ」と聞いて嬉しくなっちゃって写真を撮る前に食べちゃいました(笑)とっても美味しかったです。

最後に、担当してくれた女の子のスタッフさんが母と私と赤ちゃんの写真を撮ってくれました。

朝食

翌朝はお天気でした!朝の海の景色は本当にすがすがしいですね。

朝食会場は、夜と同じ席だったらしいのですが、朝の席にびっくりしました。夜は真っ暗で何も見えなかったのに、朝は海が見えるではありませんか!こんな景色をみながら朝食を食べられるなんて幸せです。

赤ちゃん用の椅子や食器もバッチリ用意してありました。こういうサービスは赤ちゃん連れには本当に助かります。

さて、お楽しみの朝ご飯ですが・・・

メニューはこんな感じでした。

全てお盆に乗った状態で提供されます。蓋付きの器の中には「鶏とおからのつくね 厚揚げ豆腐」が入っており、四角のお皿には「だし巻き玉子」と「金目鯛の干物」が乗っていました。小鉢には「昆布梅」「椎茸真薯」「干し海老の卯の花」「かんぴょう胡麻和え」「ひじきと赤こんにゃくの煮物」「鶏肉と切り干し大根のきんぴら」がそれぞれ盛られ、しましまの器にはヨーグルトとお豆腐が入っていました。

朝から豪華〜と思っていたら、もう一品ありました。

「スコッチブロス」です!

「スコッチブロス」ってなんだろうと思ったら、肉や野菜、大麦や豆などの穀物類がたっぶり入ったスコットランドの代表的なスープなんだそうです。

三浦按針が英国人だったので、それにちなんでスコットランドのスープがメニューに入ったんでしょうね。

色んな具が楽しめて美味しいスープでした。

チェックアウト

チェックアウトはなんと12時なので、朝食の後もゆっくりお部屋で過ごすことができました。

温泉宿って普通9時とか10時にはチェックアウトしないといけないので、12時は嬉しいです。チェックアウト後はフロント横のお土産屋さんを見てみました。

ゴディバとコラボレーションしたチョコレートや、

界アンジンならではのオリジナルお土産、

地元の作家さんの作品と個性的なものが並んでいました。ゴディバのチョコレートは悩んで買わなかったけど、やっぱり買うべきだったな〜とちょっと後悔・・・

それから、こちらを頂いたのですが、実はこれ・・・

夕食の問に撮ってくれた写真だったのです。これは全くのサプライズだったので、とても嬉しかったです♪

しかも、1冊じゃなくて母と私にそれぞれ1冊ずつくれたのです。素晴らしいサービスに感激しました。

まとめ

以上「界 アンジン」の宿泊記でしたがいかがでしたでしょうか?

同じ伊東市にある「界」シリーズでも全く違ったテイストで面白かったです。

お部屋から見える熱海の海は特別感がありましたし、写真のサービスやテーマに沿ったインテリアやお食事なども良かったです。

後から思い返してみれば、なんかディズ◯ーランドみたいな感じがしました。

ここは、若いカップルをよく見かけたので、客層としては若い感じがしました。「界」でもこういった感じの施設があるんだと勉強にもなりました。高級宿をイメージしていくと、ちょっと違うので、予約を取る時はよくお考えくださいね。

「界アンジン」の場所

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最後までお読み頂きありがとうございました。「界」にも色々あるんだね!と思った方は、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪

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