スイスに来たらやりたいことトップ5には入る!?「氷河特急」をご存知でしょうか?
「氷河特急」とは、スイス4大特急の一つですが、特急なのに平均速度約35キロという世界一遅い特急列車です。
Zermatt (ツェルマット)〜St. Moritz(サン・モリッツ)間をパノラマ車両で約8時間かけて7つの谷、291の橋、91のトンネルと走り抜けるルートととなっており、美しいスイスの景色を楽しむことができます。
標高1,604mのZermatt (ツェルマット)から始まり、670mのBrig (ブリーク)と一度標高が落ちるのですが、そこから新フルカトンネルを抜け、一気に標高1435mのAndermatt (アンデルマット)まで進み、更に標高2033mのOberalp Pass hohe(オーバーアルプパスヘーエ)を目指し、604mの街まで下り、最終的に標高1775mのSt. Moritz(サン・モリッツ)を目指します。
途中の標高の高低差が凄いので、色々と変わる景色を楽しめます♪
と、前置きがとても長くなりましたが、今日は、そんな氷河特急の1等車に乗ってきましたので、その電車の旅をお話していこうと思います♪
ちなみに、氷河特急にはエクセレンスクラス、一等車、二等車と3種類のシートがあり、ハイシーズンの夏とオフシーズンの冬、さらには長距離か短距離かで値段が変わってきます。
参考までに、今回乗ったZermatt (ツェルマット)〜St. Moritz(サン・モリッツ)間の料金は、エクセレンスクラスは乗車料金268フラン+座席指定料420フランの合計688フラン、一等車両は乗車料金269フラン+座席指定料49フランの合計318フラン、二等車両は乗車料金152フラン+座席指定料49フランの合計201フランかかります。
更に、この氷河特急ではお食事をしながら行くのが醍醐味でもございますので、これとは別にコース料金やドリンク代が追加になります。(エクセレンスクラスは料理代込)
こんな豪華な電車の旅は世界中、ここ以外にあるでしょうか・・・
さぁ、ようやくその全貌をご紹介していきますよ〜!!
Zermatt (ツェルマット)に着いたら、すでに氷河特急が停車していました!乗る前に、まずは車両をチェックしましたよ♪
こちらは、冒頭でもお伝えしました「エクセレンスクラス」の車両です。
乗車口にはレッドカーペットが敷かれ、専用のアテンダントも待機していました。座席は各窓側に2人シートで広々としていましたよ。
夢のエクセレンスクラス・・・
続いて一等車です。パノラマ車両で、4人シートと通路を挟んで2人シートとなっています。
そして、二等車です。二等車は4人シートと通路を挟んで4人シートなので、1番座席が多いです。
氷河特急の車両全体の動画がございますので、是非こちらもご覧下さい♪↓
そして、こちらは本日の時刻表です。氷河特急は、地図付きで表示されていますね!
では、中に入りま〜す♪
こちらが、一等車の4人シートです。
オシャレな配色のシートに、木目がスイスらしいテーブルで、座席も広めでいい感じです♪
そして、通路を挟んで2人シートです。
二人組なら、こっちのシートが良さそうですね♪
天井の一角は窓になっておりパノラマの景色が楽しめるようになっていました。
模様はスイスを代表するお花が描かれていましたよ。
席には、ガイドブック(日本語あり)、イヤホン、お絞りが用意されていました。
列車が走っている途中にアナウンス音が鳴ると、イヤホンから自動で音声が流れるシステムになっていて、ポイントポイントで説明を聴くことができました。こちらも日本語ありでした。
また、車両の繋ぎ目には、ハンガーもあるのでジャケットなどをかけておけます。
ちょっと隣の車両にも行ってみました!
長い通路を歩いて行くと、
隠れシートを発見!
このシートはネットでの予約時に座席指定マップで指定できなかったので、特別なシートなのかもしれません。
そして、本来ならば自由に使えた車両もあったのですが、ここはコロナのためにクローズ中とのことでした。
木の感じが可愛いお部屋だっただけに残念〜(泣)
こちらは、お手洗いです。スイスの電車ならほとんどの車両にお手洗いがついているのですが、同じ仕様となっておりました。
車両の冒険を一通りしたら電車が出発しました!
どんな電車の旅になるのか、ワクワクです♪
晴天の中、約8時間の電車の旅がスタートしましたー!
窓のすぐ横を川が流れていたり、
川の階段を見たり、美しい景色が続きます。
景色を楽しんでいたら、「ドリンクはいかがですか〜?」と販売に来たので、母は早速ツェルマットビールをオーダー!電車の旅を楽しんでいますねぇ♪
また、「おつまみが欲しい」とのことだったので、アーモンドを頼んだらキャラメリゼアーモンドでした!甘くて美味しかったけど、ビールには合わないかな( ; ; )
おしゃべりや飲み物を楽しんでいたらあっという間に1時間半も経過していました!
12時過ぎからお食事がスタートとのことで、テーブルセッティングもスタートです!
ついでに飲み物もオーダーに来たので、私は白ワインを、
母は違うビールをオーダーしました。
しばらくすると、まずはサラダが来ました。
レタス、ニンジン、コーン、きゅうり、揚げた玉ねぎが乗ったサラダで、野菜不足の旅の途中では嬉しい一品です。
サラダを食べていたら、こんな不思議な川の横を通りましたよ!
そして、メインのスタートです!
まずは、クリーミーなマッシュポテトがきて、
熱々のミートローフがお皿の上に乗せられます!
そして、ソース係の人がマッシュポテトのカルデラ(笑)にソースを注ぎ、
サラダ係の人が温野菜を乗せて、テキパキとメインができあがりました!
柔らかくて、とても美味しかったです♪
ミートローフを乗せるお姉さんがノリノリで可愛かったので動画で是非お楽しみください♪↓
標高も上がり、高山植物が増えてきました!
みんな、お食事や景色やお喋りに夢中で楽しそうです♪
でも、あれ・・・?
雲行きが怪しくなってきました・・・
雲行きを心配ながらも、可愛い街の出現に車内のみんなも賑わいます♪
そして、デザートのガトーオショコラが登場!甘すぎず、とっても美味しかったです。
デザートを楽しんでいたら今度は、大きな滝が見えてきました!川と繋がっていてビックリ!こんな滝をみたのは初めてだったので、感動しました!
あぁ、食事に景色に忙しい!笑
続けて美しい湖沿いを走り、
ロマンシュ語圏を話す町としてスイス最大規模を誇っているDisentis(ディゼンティス)に到着しました!
ロマンシュ語ではMustérという街の名前だそうです。
カタカナで「ディゼンティス」と書いてあったのにはビックリしました!
Disentis(ディゼンティス)は、8世紀に創設されたベネディクト派修道院を中心に栄えた文化と歴史の町で、17世紀に建てられた修道院と教会は、北アルプスを代表するバロック建築の傑作といわれているんだとか!いつかこの街を散策して、色々見てみたいな〜。
Disentis(ディゼンティス)を出発して、しばらく経つと雨が降ってきてしまいました( ; ; )
なので、しばらく景色を楽しむことはできなかったので・・・
氷河特急名物の斜めグラスを眺めながら、次の写真スポットなどについて色々お喋りすることにしました!
そして、ついにやってきた見どころです!
長さ142m、高さ65mのランドヴァッサー橋です!
この区間は世界遺産に指定されており、素晴らしい眺めを見ることができました!
雨でも素晴らしいものは素晴らしい!!
そして、8時間とは思えないほどあっという間の氷河特急の旅が終了しました。
見どころも多いし、お食事も楽しい&美味しいし、景色は綺麗だし、写真や動画も撮らないといけないしでやることいっぱいで、本当に楽しい旅でした。
スイスで人気なのも納得です!
乗車料金は高いけど、スイスに来たら是非乗って欲しい乗り物だと思いました♪
以上、「世界一遅い特急列車「Glacier Express(氷河特急)」の1等車に乗って最高の思い出を作ってきたよ♪」でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。スイスに来たら氷河特急乗りたくなったよ!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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