🇨🇭チーズの王様「エメンタールチーズ」の工場に行ってきたよ！

スイスと言えば、まず最初に思い浮かぶものは何でしょう？

おそらく「チーズ！」という方が多いのではないでしょうか？？

それは、大正解でスイスは「チーズ」がとても有名です。そして、たくさんの種類があります！

そんなたくさんのチーズの中から、今日はスイスの代表的なチーズの1つ「エメンタールチーズ」についてのお話と、エメンタールチーズ工場へ行ってきたので、ご紹介をしていこうと思います♪

「エメンタールチーズ」とは？

「エメンタールチーズ」はスイスのエメンタール地方で作られている、丸い穴がたくさん空いたチーズです。別名「チーズの王様」と呼ばれており、癖がなく食べやすいチーズのため、好きな方も多いと思います。

イメージしやすいところでいくと、アニメ「トムとジェリー」でねずみのジェリーの大好物のチーズがまさにそれです。

余談ですが、実際にはネズミはチーズを好んで食べるわけではないそうですよ！でも、エメンタールチーズの発酵の途中で出来た気泡（まるい穴）を、ねずみがかじったのだという誤解？というか、ギャグから「トムとジェリー」のアニメで採用されたみたいです。

以前は、エメンタールチーズと同様の手法で作られたチーズのことも「エメンタールチーズ」と記載して販売されていたらしいのですが、現在ではスイスのエメンタールチーズがAOC（原産地呼称統制）に登録されたため、スイスのエメンタールチーズ地方以外で作られた「エメンタールチーズ」には、産地記載が義務付けられ、スイスのエメンタールチーズと差別化ができるようになりました。

ということは、エメンタールチーズと書いてあっても、必ずしもスイスのものではない！ということです。なので、スイスの「エメンタールチーズ」を買いたい時は、原産地がスイスかどうかの確認してから買ってくださいね！

さて、エメンタールチーズについて理解が深まったところで、次は、スイスのエメンタールチーズ工場のご紹介をしていきますよ〜♪

「エメンタールチーズ」工場の行き方

エメンタールチーズ工場はベルン州にあるので、ベルン市の観光のついでに行くのが効率がいいです。ベルンからだと電車で一本で最寄り駅まで行くことができます。

「エメンタールチーズ工場」の最寄り駅は「Hasle-Rüegsau」駅です。ベルン駅から約40分かかります。（時間帯によっては、乗り継ぎが発生するので、調べてから乗って下さいね）

「Hasle-Rüegsau」駅に着いたら、バスに乗り換えます。バス乗り場は駅のすぐ目の前なのでわかりやすいです。

「B471」番のバスで「Affoltern.i.E.Dorf」まで行きます。所要時間は12分です。

ただ、このバスは1時間に1本しかない上に、駅周辺には何もないので、電車とバスの乗り継ぎを考えて行くことをオススメします。

のどかな田舎道を進み、「Affoltern.i.E.Dorf」のバス停に到着しました！ここからは歩いて数分で「エメンタールチーズ工場」に到着です！

インフォメーションセンター

敷地内に入って、正面に見えてくるのはインフォメーションセンターです。

可愛い牛さん、女の子、ネズミさんの看板がお出迎えしてくれます。

エメンタールチーズ工場には様々なアクティビティが用意されているので、申込みをする際はここでできます。

今回私は参加しませんでしたが、30分のチーズツアーがあります。言語は英語、フランス語、ドイツ語で用意されており、大人は15フラン、12歳〜17歳の子供は8フラン、11歳以下の子供は無料で参加できます。可愛いプチ映画と、展示物、チーズの試食があるそうです！（次回行ったら、参加したいな）

また、週末の午後14時〜15時に行くと、家族でチーズを作る体験もできるそうです。大人は追加で10フラン、12歳〜17歳の子供は5フランです。

言語はドイツ語のみですが、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語の翻訳があるそうです。

詳しくは公式HPでご覧下さいね！

チーズ工場本館

インフォメーションセンターの後ろには、本館があります。

スイスらしい建物の本館で、とっても可愛いですね。

壁には、木彫りの牛さんやチーズ工場の様子が貼り付けれていました。

中に入ると、右はレストラン、左は・・・

チーズを作っている様子が見れるようになっていました！大きな釜でエメンタールチーズが作られています。

建物の中には、チーズにまつわるものがあちこちに展示してありました。これは、大きなチーズだけど、描かれているのが柔道みたい・・・？

エメンタールチーズ型の小さな椅子もありましたよ！可愛いですね♪

それから、木彫りの牛さんが売っていたり、

お土産屋さんと、量り売りのチーズコーナーがありました。

本当に穴がいっぱいあいていて、「トムとジェリー」を思い出して、なんだか笑っちゃいますね♪

100gから購入できるので、様々な熟成期間のエメンタールチーズを買って、是非食べ比べしてみて下さいね！

お土産屋さんとは反対側にレストランがあります。

のどかな風景を見ることができる半テラス席もあって、いい感じでした♪

ちょうどお昼時だったので、ここでランチを食べましたよ！エメンタールチーズ食べ比べセットもあったので、オーダーしてみましたが、量にびっくりしました！他のメニューもとても美味しかったので、また別記事でご紹介しますね。

ランチについての記事はこちらから↓

: 🇨🇭エメンタールチーズ工場でチーズづくしランチを食べてきたよ！

先日は、エメンタールチーズ工場のご紹介をしましたが、今日の記事は、工場内にあるレストランで美味しいチーズランチをしてきたので、ご紹介しますね♪ エメンタールチーズ工場についての記事はこちらから読めます ...

続きを見る

チーズ公園！？

本館を出て、外の散策に行きました。敷地内には小さな公園があるのですが、なんと遊具もエメンタールチーズ型！！

滑り台に、ジャングルジムに、砂場に・・・全部エメンタールチーズです（笑）

遊び心があって可愛いですね♪

チーズ小屋

本館のすぐ横に小さな建物がありました。

表札の人が大きなチーズを持っています（笑）これも可愛いですね♪

中に入ると、職人さんがチーズを作っていました。

たまたま、この時間はグループでチーズ作り体験を申し込んだ方がいて、ちょうど一息ついたところだったみたいです。

薪を燃やした後がありましたが、ここでチーズを温めたのかな・・・？

隣の部屋は、小さな博物館になっていました。

階段型の暖炉がとても素敵です！

奥は展示ルームです。

エメンタールチーズに関する様々な文章が展示されていたり、

当時使われていた食器が展示されていたり、

撹拌機？がそのまま置かれていたりしました。

そしてこちらは、ホルン・・・かな？とっても長いですね！

地下の部屋は、チーズを寝かせる部屋でした。一見おもちゃみたいに見えるけど、全部本物のエメンタールチーズなんですよね！

工場周りを散策

工場のまわりには、基本的に何もないのですが、面白い施設があったので、ご紹介します。

こちらは、新しくできた・・・ホテルです！！

筒型のホテルで、素晴らしい景色と美しい星空を楽しむことができます。この地で素敵なディナーを楽しみ、朝は新鮮な牛乳を飲むことができるそうですよ♪（ディナーは別料金）

週末と平日で料金は違いますが、1泊大人二人で200フラン〜250フラン、子供は追加で50フランです。

但し、シャワーはないので、ここに泊まる日はお風呂なしですね・・・キャンプのような感覚ですね！楽しそうです♪

詳しくは、公式HPをご覧下さいね！

エメンタールチーズ工場の公式HPのホテルのページはこちら

さて、可愛らしいホテルを見たらある目的地まで歩きます！

本当に何もない道をひたすら15分ほど行きます。ルートはこちらです↓

すると、到着した先は、美しいアルプスの山々を遠くに確認できる場所で、

「Grand Tour of Switzerland」の写真スポットとなっていました。

何もない道を黙々と歩くのは、大変でしたが、空気が綺麗で、美しい田園風景を見ることができたので良かったです。

おそらく、バスの時間の関係で時間が余る・・・と思うので、そんなときはこちらに行かれてみて下さいね！

テラスカフェ

「Grand Tour of Switzerland」の写真を撮って、本館に戻ってきました。牛乳缶にお花を生けてるの、素敵ですね♪

さっきまでいた本館の裏はテラスでした。

ここでは、冷たい飲み物やコーヒーを買うことができます。まわりにはテーブルと椅子がランダムに置かれているので、テラスでゆっくり休憩もいいですね♪

帰るよ！

エメンタールチーズ工場で美味しいランチを食べて、お土産も買って、色々見て十分楽しんだので、帰ります！

バスの時刻表を見て頂くとお分かりのように、バスは1時間に1本です・・・なので、帰る時も計算してバス停に来て下さいね！

また、のどかな田園風景を見ながら戻ります。

まとめ

駅に戻ってきました！

ということで、エメンタールチーズとエメンタールチーズ工場についてのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか？

楽しいアクティビティもたくさん用意されていますし、美味しいチーズも買えるので、小さなお子様がいるご家族で来るのもいいと思いました♪

私は、2度目のエメンタールチーズ工場でしたが、1回目はコロナ禍だったため、ツアーは中止しており、今回は時間の関係でいけませんでした（泣）なので、3度目に来ることがあったら、ツアーに参加したいと思います！みなさんは、是非ツアーにも参加して思い切りエメンタールチーズ工場を楽しんで下さいね♪

Emmentaler Schaukäserei（エメンタールチーズ工場）の場所

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最後までお読み頂きありがとうございました。エメンタールチーズってスイスのチーズだったの知らなかった！と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪

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