先日は、ハイジのホテル「Hotel-Restaurant Heidihof」とそのレストランについてご紹介しましたが、今日ご紹介するのは、Maienfeld (マイエンフェルト)の丘の上にあるハイジの村「Heididorf」です。
ホテル「Hotel-Restaurant Heidihof」の記事はこちらから↓
🇨🇭ハイジの村マイエンフェルトのホテル「Hotel-Restaurant Heidihof」に泊まったよ!
レストランについてはこちらから↓
🇨🇭ハイジのホテル「Hotel-Restaurant Heidihof」で絶品スイス料理と至高のスイスワインに出会う♪
また、母とのスイス旅行の全ての記事のリンクを一番下に貼り付けてありますので、そちらも是非ご覧下さいね♪
では、ハイジの村のお話の始まり、始まり〜!
日本でも有名な「アルプスの少女ハイジ」は、スイスの作家ヨハンナ・シュピーリさんの作品ですが、その世界をそのまま再現した村がこの地にあります。
さて、イメージ通りの村なのでしょうか・・・!?
先日ご紹介したホテル「Hotel-Restaurant Heidihof」から徒歩約5分の場所に村があります。
この細い道を美しい自然を見ながら進んで行きます♪
どこまでも続く道ですが、遠くに見える色鮮やかな山や、青い空を見ているだけで、もう気分はハイジです♪
道は綺麗に清掃されているので、とても歩きやすかったですよ。
そして、遂に「Heididorf」の看板の前まで到着しました!様々な言語で「ようこそ!」と書いてあります。日本語もありますね♪
看板が見えてから、坂を登って行くとその先には・・・!?
なんとヤギさんが堂々とした佇まいで岩の上に立ってしました!最初は全然動かなかったので、飾りかと思ったのですが、なんと本物!
一緒にいる白ヤギさんの可愛らしい行動も是非ご覧下さい♪↓
こんな感じで、ヤギさん達を見てびっくり&癒やされました。
ヤギさんに目を奪われていましたが、「そうそう、今日はハイジの村を見に来たんだった!」と思い出し、チケットを買いにインフォメーションに向かいました。
村の入口には、村のマップがあります。
インフォメーションの場所を確認したところで、敷地に足を踏み入れたら今度は・・・
なんと、ニワトリさん達が自由にお散歩していました!どの子もフワッフワで可愛いです!ヤギさんの次はニワトリさん達に気を取られていたら、今度は・・・
また違うヤギさん達がいました!!!
更には・・・
石の上に佇むヤギさんも!!背景が美しすぎるのと、ヤギの姿勢が良すぎるので、もはや合成か!?と思わせるくらい素晴らしい光景でした・・・!動画でも是非ご覧下さい・・・!↓
まだインフォメーションに入ってないのに、何分使ったのでしょうか・・・というかもう満足・・・!?
やっと、ここでチケットを買いにインフォメーションへ入ることができました。
チケットは大人13.9フラン、子供は5.9フランです。
「Swiss Museum Pass」や旅行者用の「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」を提示しても、無料にはなりませんのでご注意下さいね。
但し、旅行者用の「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」の掲示で3.4フランの割引がありましたよ!「Swiss Museum Pass」で割引が受けられるかは試していないので、分かりませんが「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」で割引があったので、可能性はあるかもしれません。
もし、「Swiss Museum Pass」を持っていたら、試しに掲示してみてくださいね。
「Swiss Museum Pass」について記事はこちらから↓
「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」についての記事はこちらから↓
🇨🇭スイス旅行者にオススメ!「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」を徹底解説
ということで、まずは「S」のスタートから見ていきますよ♪「S」はインフォメーションの正面にあります。
建物に入ってすぐ右はヤギ小屋となっており、ヤギの暮らしがイメージできました。
そして、一番奥はハイジ村の紹介ビデオが流れている部屋でした。
アニメ化、映画化、ミュージアム化と様々な形で世界中で翻訳された「アルプスの少女ハイジ」の紹介です。世界中のハイジが紹介されていました!その中でも、やはり馴染みのある日本のハイジは特に目を惹きましたね♪
この子はクララかな・・・?と思いきや、なんとハイジだそうです!原作の中のハイジは、巻き髪と書かれていたので、当時の映画に出てくるハイジは巻き髪金髪なんですって!
でも、何故金髪???
こちらのハイジは可愛らしい女の子です!国によって、ハイジ役の子や洋服が違うので見ていて面白かったです。
イントロダクションのハイジの映像を見たら、次は①の「ハイジの家」へ行きました。
こちらの石のお家がハイジとアルムおんじの冬の家です!とても雰囲気がありますね・・・!
なんとこちらの家は、300年の歴史を持つそうです。作者のヨハンナ・スピリさんは、ここに住む人々の生き方に触発されて物語を作ったそうです。ハイジとアルムおんじが冬の間過ごしたお家だそうですが、どんなお家に住んでいたのでしょうか・・・?
と、ここで先程購入したチケットの登場です!機械に読み込ませると中に入れます。
ここにも、様々な言語で「ようこそ」と書いてありますね♪
1階は小さなキッチンになっていました。オーブンや道具など、ハイジの暮らしが想像できそうなものばかりです。
次に、2階に上がる階段を登っていくと・・・
そこには、ペーターとハイジが仲良くおしゃべりしている姿がありました!外の光が入って、とても明るいお部屋でしたよ。
そして、更にハシゴを登っていくと・・・
屋根裏部屋のハイジのベッドルームがありました!
これこれ!まさにハイジのイメージです!
タンスにはハイジのトレードマークでもある赤いワンピースがかけられていました。
この洗濯物の干し方もハイジのイメージですよね。
本棚には、世界中のハイジの絵本や小説が展示してありました。もちろん日本の本もありましたよ!
各お部屋を見て、違うハシゴで下に降りたら、今度は広いキッチンに出ました。
まるでシルバニアファミリーのお家に来たみたいです・・・!全ての調理器具が非常に状態良く展示してありました。
キッチンからそのまま、外に出れるようになっていて、外に出ると・・・
広いお庭がありました!美味しそうな天然水もとめどなく流れていましたよ。
家の裏側に回ると、「GRAND TOUR of Switzerland」の写真スポットがありました!
ハイジの家をバックに記念撮影を忘れずに♪
さて、次は②番の「アルムおんじの家」です。
ちょっと高台にあるので、坂を登っていきました。
ここでもチケットをかざして中に入ります。
アルムおんじの家に到着しました!ハイジは夏の間、この高山小屋でアルムおんじと一緒に過ごしたそうです。
小屋の前には薪割りの木と斧があって、
たくさんの薪が綺麗に積み上げられていました。
小屋の中に入ると、冬の間に使う薪のストックがいっぱいです!
ハイジとアルムおんじは、こうして夏の間に冬の準備もしていたのですね・・・!
さて、隣のお部屋の中はどうなっているのでしょうか?
とっても広いです!!
机の上には、チーズとパン、フルーツが置いてあって、
奥には大きな釜がありました。ここでチーズを作っていたのかな?
そして、小さなベッドがあって、(ハイジ用かな?)
奥には食料庫がありました。
たくさんのチーズに、
お肉やにんにくを乾燥する棚があって、
野菜や、
パンもありました。こんなにたくさんあれば、厳しいスイスの冬も超えられそうですよね。
さて、2階に上がってみましょう!
2階には小さな窓があって、窓からの眺めがとても素敵でした・・・!
部屋の角には藁のベッドがありました。アルムおんじはここで寝ていたのでしょうか?藁は柔らかいので昔の人は藁の上で寝ていたそうですよ。
そして、その後ろにはアルムおんじが!!一生懸命、木で何かを作っていますね。
素朴ながらも綺麗に整頓されたアルムおんじの部屋を見たら、下に降ります。
逆側のハシゴを降りたら、そこはヤギ小屋でした!小さなヤギ達がこちらを見ていましたよ♪
そのまま外にでると、今度は牛がいました。ここで乳搾りをして、チーズを作っていたのでしょうかね?
おんじの家から見るマイエンフェルトの景色はとてもとても美しくて、本当に心が癒やされました・・・
さて、次は③番です。
③番は「市庁舎の学校」です。当時は市庁舎が学校としての役割も果たしていたそうです。
ここでは、ハイジがフランクフルトに行ってからの学校を再現しているそうですが、さてどんな学校だったのでしょうか・・・?
木の机が並び、各机の上には教科書やノート、筆箱が置いてありました。
これがノート・・・?ミニ黒板みたいですね!
違う席には教科書が置いてありました!筆記体のお勉強ですね!
部屋の角にはオシャレな暖炉が置いてありました。都会に行くと、暖炉もオシャレに・・・!
隣の部屋はハイジの怖い先生ロッテンマイヤーさんのお部屋です。
学校の他の部屋を見て回ると、小さなキッチンや
地下の貯蔵庫もありました。
次は、市庁舎を出て、裏手を歩いてると・・・おや?誰かいます・・・!
なんと、ここにはハイジ、クララ、ペーター、アルムおんじ、子やぎのユキちゃん、白と黒の2匹のヤギのシロとクマがいました。ここは絶好の写真スポットですね!アルムおんじの横に座って撮るのがオススメです(笑)
市庁舎兼学校を見たら、すぐ隣の厩舎(きゅうしゃ)にも行ってみました。厩舎(きゅうしゃ)というくらいですから、暗いのかなぁなんて思っていたら、とんでもない!
明るくてキレイな厩舎(きゅうしゃ)でした。
天井からはとうもろこしが吊り下げられていて、
ドライフラワーが作られていました。本当に素敵な厩舎(きゅうしゃ)でした。
そして、厩舎(きゅうしゃ)の横は管理人さん?のお宅のようでした。
バラが綺麗に咲いていましたよ♪というか、ここに住むなんて凄いですよね・・・!
さて、村の見どころを全て見たのでインフォメーションに戻ってきました。
朝は立っていたヤギさん達はみんな座って休憩していたのですが、やっぱり石の上・・・(笑)高いところが好きなのですね!
インフォメーションセンターに入り、色々とお土産を見ました♪
木彫りの牛や、地元のハーブティー、ラクレット、パンなどが売っていたり、
お人形や絵本、雑貨や、
日本のハイジのイラストが書かれたハガキなんかもありました♪
ここにあるポストで手紙を出すと、オリジナルの郵便スタンプでお手紙を送ってくれるそうですよ♪
他にも、オリジナルのワインやリキュール、
カラクリ時計など、可愛いグッズもたくさんで見ているだけでも楽しめました♪
さて、お手洗いに行って帰ろう!と思っていたら・・・
んん!?④をこんなところに発見!!
早速階段を登ります。階段横の壁にはたくさんのハイジの絵が飾ってありました。
④は「ヨハンナ・シュピーリさんのハイジワールド」でした!
ここでは、スイスの文化と文学の歴史に大きな貢献をしたヨハンナ・シュピーリさんについてのお話や、世界中のハイジについて紹介をしています。
ハイジの物語は世界中で55以上の言語に翻訳されていて、今でも多くのミュージカル、アニメ、映画などになっています。
まさかとは思ったのですが、なんと一番最初にハイジをアニメ化したのは日本でした!
1974年にプロデューサーの高橋茂人さんを筆頭に高畑勲さん、宮崎駿さん、小田部羊一さんなどそうそうたるメンバーで作り上げたそうです。
1937年〜映画化はされていましたが、アニメは日本が最初で、その後日本のハイジのアニメが世界中で大ヒットし1985年にアメリカで公開され、ますます有名になったそうです。
1974年は、まだ日本にスタジオジブリがなかった時代で、ある意味ジブリのさきがけ的存在のような気もしますね!余談ではありますが、スタジオジブリは1985年3月に「風の谷のナウシカ」を公開したのが最初です。
展示コーナーには、ハイジの世界を再現したイメージがあったり、
世界のハイジが映画化された年代や説明がポスターと共に展示されていました。
ポスターを見ているだけでも、作る国によってハイジのイメージが違うので面白いですね!
そして、ハイジの主なストーリーが様々な言語で紹介されており、(日本語もありました)
原作者のヨハンナ・シュピーリさんの紹介もされていました。
世界中のハイジを見て、たくさんの画家のハイジの作品も見れてとても興味深い展示室でした。
十分にハイジワールドを見て回ったので、帰ろうとしたら、レジにハイジの証明書が置いてありました!一冊3.5フランで購入することができ、「この地に来たよ〜!」という記念品になります。
日本語も書いてありますので、是非記念に購入されて下さいね♪
約1時間半でゆっくりと見て回れるくらいの村でしたが、本当に本当に満足しました。
展示物全てがハイジのイメージで、小屋やヤギを見ているだけで、小さい頃に見たハイジを思い出し、「口笛はなっぜ〜、遠くまで聞こえるの・・・」と頭の中はハイジの歌でいっぱいになりましたよ(笑)
今でも、「おっしえて〜、おじいさん〜」が頭から離れない現象がおきてきますが、いい思い出となりました。
マイエンフェルトまで来たのなら、この村は絶対に行くべきです♪
オススメ度★★★★★★★★★★★★★★★★★★・・・・です!!
以上、「「アルプスの少女ハイジ」の村「Heididorf」でハイジの世界を体験してきたよ!」でした。
ハイジの村「Heididorf」の場所はこちら↓
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