🇨🇭立地はいいけど・・・「The Hotel Lucerne, Autograph Collection（ザ・ホテル・ルツェルン、オートグラフコレクション）」（チタン会員）

スイスの古都Lucerne (ルツェルン)にある「The Hotel Lucerne, Autograph Collection（ザ・ホテル・ルツェルン、オートグラフコレクション）」に宿泊しましたので、レポートしていきたいと思います！

Lucerne (ルツェルン)は、スイスの中央に位置する美しい街です。駅を降りるとすぐにルツェルン湖と旧市街の美しい街並、歴史あるカペル橋を見ることができ、その美しさにはうっとりするほどです。

何度来ても、「あぁ、なんて美しい街なの！」と思うくらい素敵な場所です。

今回は、母がスイスに遊びに来てくれたので、いいホテルに泊まりたく、「The Hotel Lucerne, Autograph Collection（ザ・ホテル・ルツェルン、オートグラフコレクション）」を選んでみました。

「The Hotel Lucerne, Autograph Collection（ザ・ホテル・ルツェルン、オートグラフコレクション）」

「The Hotel Lucerne, Autograph Collection（ザ・ホテル・ルツェルン、オートグラフコレクション）」は、カテゴリー6に分類される、高級ホテルです。

今回は3人一部屋で予約したので、1泊あたり552.85フラン（約77,500円）でした。朝食はチタン会員のため2人分は付きますが、会員ではない一人分は自腹となります。

ホテルの場所は、ルツェルン駅から徒歩5分なので、とても立地がいいです。

写真の角にある建物がホテルになります。

建物はとてもシンプルで「本当にここがオートグラフコレクション？？」と思うほどでした。

中に入ってみると、こじんまりとした受付があり、炎のデザインと黒を基調とした空間となっていました。もともと1907年に建てられた建物を2000年にリノベーションして、現在の形になったそうです。建築家はフランス人のJean Nouvel (ジャン・ヌーヴェル)さんで、日本の電通本社ビルの建築をデザインしたことがある大変な有名な方なんだとか！

チェックインをすると、「お部屋のアップグレードをしましたよ！コーナージュニアスイートルームをご用意しました」と言われました！

やったー！！これは嬉しいですね♪さて、どのようなお部屋でしょうか・・・？

不思議な階数表示ですが（笑）最初の5を抜いて考えるといいみたいです。

さて、私達のお部屋の5階に到着しましたが、ん？？廊下がまるで金庫みたい・・・？とっても不思議な感じ・・・

お部屋

こちらがお部屋です！広さは約32平米となり、3人なのでエクストラベッドを入れてもらいました。

窓が2つ付いていて、景色が期待できそうです♪

さて、お部屋を色々と見てみましょうか・・・

ちょっと壁に気になる文字が・・・？

Nagisa Oshima・・・Eiko Matsuda・・・Tatsuya Fuji・・・日本人の名前ですよね？

調べてみたら映画監督の大島渚さん、女優の松田暎子さん、俳優の藤竜也さんのことだと分かりました。

その方たちを更に調べたところ「愛のコリーダ」という日本とフランスの合作映画の監督＆出演者だということが発覚。ところが、かなり際どい映像、内容だったらしく、日本ではちょっとした話題・議論になったみたいです。

では、なぜその方の名前がお部屋に刻まれているのかと言いますと・・・

うっ・・・ベッドの天井に映画のワンシーンが思いっきり転写されていたのですよ！

つまり、「愛のコリーダ」をモチーフにしたお部屋だったのです・・・えー・・・・なんか嫌だ・・・お母さんと一緒なのに、なんでこの部屋に・・・

まぁ、でもそんなこと気にしてても仕方ないので、その他の設備に目を向けてみることにしました。

お部屋には大きな窓が2つあって、そこからの景色はとっても素敵だったのです♪

正面の窓からは、14世紀に建てられた城塞「ムゼック城壁」のいくつかの塔を見ることができました！

真正面から見ても美しい景色です！

そして、謎の赤椅子を挟んで、もう一つの窓からは・・・

正面に鐘のある教会が見え、美しい鐘の音をすぐ近くで聴くこともできました。

ちょっと角度を変えたら、教会の全貌も見えましたよ！

お部屋の備品や設備

机の上には、コーヒーと紅茶のセットがあり、

冷蔵庫は空でした。

クローゼットは壁と同化していて、最初は発見できませんでした（笑）忍者の壁みたい・・・？

こちらはバスルームです。浴槽があるのは嬉しいですね♪

浴槽の窓は半分スモックがかけられていましたが、上の部分からは、美しいルツェルンの街を眺めることができました。

アメニティはロクシタンです。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディークリーム、

コットン、綿棒、シャワーキャップ、カミソリ、歯ブラシ、コーム、裁縫セットがありました。

また、バスローブとスリッパも準備されていたので、持参の必要がありませんでした。それなりのお値段を払うとアメニティが全て用意されているから助かりますね。

そして、一番奥には、お手洗いがあるのですが、お手洗いに扉が・・・な・・・い・・・

何故！？！？

そんな感じのバスルームでした。

ラウンジ

こちらのホテルには、会員関係なしに全員使えるラウンジが用意されています。

24時間空いており、いつでも飲み物を飲むことができます。

用意されている、飲み物は、紅茶やハーブティー、

ホットチョコレート、デトックスウォーター、

コーヒー類です。

最初は自分で作っていたのですが、それに気がついた受付のお兄さんが飛んできて、作って持ってきてくれました。ただ、受付に誰もいない時もありますし、どれも簡単に作れるものばかりなので、特に問題はありませんでした。

朝食

朝食は、同じラウンジで用意されていました。

朝は、まわりの公園の光が入り、とても清々しい席でした！

飲み物は、ラウンジと同じ内容で、紅茶・ハーブティー・コーヒー類、

デトックスウォーター、

マルチビタミンジュース、オレンジジュース、手作りジンジャーショットが用意されていました。

お食事は窓側に並べられており、

各種パン、ペイストリー、

フルーツ、

スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、

シリアルだけでした。

え〜・・・す・・・少ない（泣）と思っていたら、「ハムとかフルーツいる？」と聞かれたので、「はい、下さい」と言ったら・・・

こんなのが来ました（笑）

あ、そういう仕組みなのね・・・

コーヒーも作って持ってきてくれましたよ！

ただ、朝食のボリュームとしては、他のホテルと比べると寂しい感じがしました。ちなみに、朝食の追加料金は一人38フランです。（プラチナ会員以上で会員＋一人が無料でついてきます。）

まとめ

・ルツェルン駅から徒歩5分という立地のよさは素晴らしいと思いました。スーツケースなど荷物が多い時には大変便利です。

・旧市街やカペル橋など主要な観光スポットにも歩いて数分なので、拠点としてはやはり立地はとてもよかったです。

・サービスは特別いい！という感じではありませんでした。（朝食の時に、部屋番号だけでなく名前なども詳しく聞かれたので、スタッフさんがまだ慣れていない人なのかも・・・と思いました。普通は部屋番号だけだと思うですが、なんか疑われているみたいでちょっと「ん？」という気持ちになりました。）

・Wi-Fiのスピードは問題ありませんでした。

・シャワーの水圧も問題ありませんでした。

・3人で宿泊しているのに、アメニティが1つしか用意されていませんでした。（リクエストしたら持ってきてくれました）

・部屋がなんか物議を申すような部屋だったので、残念でした。

・窓からの景色は抜群に良かったです。

・朝食はとても寂しく感じました。（会員以上で会員＋一人が無料でついてきます。）

と、色々と書きましたが、何故こんなに厳しく私が書いたかと言いますと、宿泊料金が高額だったからです。

今回の宿泊料金は1泊552.85フラン（約77,500円）でした。今まで、スイスで結構色んなホテルに宿泊しましたが、このお値段のクラスのホテルだったら、もうちょっと接客がいいとか、朝食がいいとか、満足できたのですが、今回は、んー・・・です。

ただ、グーグルマップ上の評価は4.4、マリオットBonvoy公式の評価は4.6と非常に良かっただけに、なんか残念です・・・

おそらく、立地の良さと窓からの景色、Lucerne (ルツェルン)という街が、この値段設定にさせたのかな・・・と。

ちなみに、同じLucerne (ルツェルン)市内のホテルで、立地も良いマリオット系列のもう一つのホテル「Renaissance Lucerne Hotel（ルネッサンスルツェルンホテル）」は同じようにこじんまりとしていましたが、とっても良かったです。当時の宿泊料金は222フランです。

詳しくはこちらをご覧下さい↓

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倍以上払って、「Renaissance Lucerne Hotel（ルネッサンスルツェルンホテル）」よりも様々な面で、残念だったので、「The Hotel Lucerne, Autograph Collection（ザ・ホテル・ルツェルン、オートグラフコレクション）」は、個人的にはオススメしません。

この記事が、どなたかのお役に立てるといいなと思います。

以上、「立地はいいけど・・・「The Hotel Lucerne, Autograph Collection（ザ・ホテル・ルツェルン、オートグラフコレクション）」（チタン会員）」でした。